2016年5月8日日曜日

2016.4.29-5.5 奥秩父・奥多摩 奥秩父主脈縦走~パーティで7日間編~(2)

奥秩父主脈縦走は2日目
冷たい風に吹かれながら金峰山をめざす

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3時起床
アルファ米が膨れあがった雑炊をひとりフードファイトしながら食べる
荷物を減らしたくてつい多めに入れてしまったけどおなかいっぱいだよ、げぷっ

GWでテント場が混むと見越して早めの5時出発
普段はそこまで時間に正確ではないけど人と一緒だとちゃんと守ろうと思う
わたしってば意外とまじめなんだな~とかなんとか


本日も晴天なり
































それにしても雪がまったくない
毎年12本爪のアイゼンつけて歩いているルートなのに・・・







































稜線に出ると冷たい風がこれでもかと吹きつけて頬が痛い
ストックを持つ手がかじかんで感覚がなくなってくる






























金峰山に到着
相変わらず風は強いけど陽光に救われる








































金峰山を越えてさらに東へ
少しだけ雪が出てくる、ほんとに少しだけ~










































大弛小屋に到着






































大弛峠は車で越えられる日本一標高の高い峠だそうです
テント場も雪がなくて土がまるっと出ているところがけっこうありました
早く到着できたおかげで乾いたところに張ることができたのでよかったです
数年前に車道の脇に張った時は風が通り抜けて寒かったなあ

それにしても・・・
金峰山から朝日岳は時間がかかったけれどそれ以外のところはいつもより速く歩けた
残雪の量がいつもの年に比べて格段に少なかったからでしょう
今年は冬靴じゃなくてスリーシーズンの登山靴にしてみたら足もとが軽い
迷って迷って12本爪のアイゼンではなく軽アイゼンを持ってきたけどそれすら使わなかった
そんなこんなで歩くスピードがずいぶん違ってびっくりです
パーティだからちゃんと歩かないとってゆう見栄もあったかも・・・


ひなたぼっこしながらうつらうつら
強風にさらされていた稜線歩きが嘘のような暖かさ

至福の時です

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金峰山の稜線では冷たい風にさらされて体温を奪われましたが、樹林帯に入ってからは風も高いところを吹くようになって楽しく歩くことができました。前日に続く晴天で眺めは良好。これまで歩いてきた道のりを時々ふり返りながらこれから先の稜線に心躍らせる。それこそが縦走の醍醐味。そして山旅はまだはじまったばかりなのです。(3)に続く。


参考タイム
2日目:富士見平小屋(2:45)砂払ノ頭(1:10)金峰山(1:35)朝日岳(0:35)朝日峠(0:35)大弛小屋
同行者 やんまぁ 油木さん

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