春の嵐に冬の終焉を知る
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前夜のうちに最終のあずさで茅野駅へ
底冷えするような寒さはもうない
コンコースの奥で初めてのステーションビバーク
でもカップルが痴話喧嘩をはじめたり業者が出入りしたり夜の茅野駅は意外と騒がしい
朝起きたら誰もいないうちにテントを撤収してコインロッカーに押し込む
やって来た始発のバスに揺られて渋の湯へ
渋の湯からゆうさくさんが合流するとかしないとか・・・
見あたらないので出発 、もともとひとりの企画なので気にしません
最近の温暖な気候のせいか登山道には氷が張り出ています
滑りそうなのでアイゼンを装着するも危なかったのは登りはじめだけでした
黒百合平を越えると天狗岳が姿を現す
樹林帯を歩いている時から風できしむ木々の音が響いていました
稜線に出ると思ったとおりの強風が吹き荒れています
東天狗岳に到着
風で標識の向きがおかしなことになっています
せっかくなので西天狗岳まで足をのばすことに
意外にも東天狗岳から西天狗岳の稜線は風が緩やか
きっと西天狗岳が遮ってくれているのでしょう
赤岳と阿弥陀岳
雪がだいぶ少なくなってきています
帰りはトラバースの道を発見したので行ってみることに・・・
ロープが張ってあって立入禁止になっていましたが踏み跡があります
そんなに悪い道でもなくスリバチ池のルートに合流します
北八ケ岳を俯瞰する
しかし午後になると風が勢いを増す
何度も何度も風に倒されながら歩き続けてとても疲れました
黒百合平に着いて安堵のため息
そこからは転がるように下山
渋の湯からバスで茅野駅へ戻って帰路につく
もうすぐ春です
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先月敗退したばかりの天狗岳をふたたびめざしました。今回は登頂できましたが、高曇りでぱっとしない天気だったのが残念です。ただでさえ風の強い天狗岳の稜線ですが、この日は立っていられないほどの強風でした。ところで今回の山行とは関係ありませんが、スマートフォンで撮影を頼んでくる人ってどうなんでしょう。グローブをはずさないといけないから冬山ではマナー違反じゃないかなって思いました。
参考タイム 渋の湯（1：40）黒百合平（1：10）東天狗岳（0：15）西天狗岳（0：50）黒百合平（0：55）渋の湯
