2015年3月28日土曜日

2015.3.14 日光連山 白根山~敗退編~

東武フリーパスを利用して日光白根山を登る計画でした
しかしお気楽に考え過ぎていたみたいです
あまりの雪深さに敢えなく敗退

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早朝の東武線はスカイツリーに昇る朝日が眩しい
TOMYと合流して東武日光駅からバスで終点の湯元温泉へ

利用したのは東武フリーパスまるごと日光
エリア内での電車とバスの乗降が自由で有効期間が4日間とゆうもの
オフシーズンの浅草出発なので料金はたったの4,150円です
往復の電車代とバス代だけで既にもとがとれている!


バス停の待合室で準備をして出発
湯元スキー場の緩やかなゲレンデを歩いてゆきます






























リフトの上までやって来ました






























ここから樹林帯の急傾斜を登って前白根山から五色沼避難小屋をめざしますが・・・
少しだけ伸びていたトレースはすぐに消えて深いラッセルとなる

ワカンをつけているのに荷物が重いせいか体が沈む
雪に足をとられてしまって思うように進まない
正しい方角に向かっているのだろうか
ただ時間だけが過ぎてゆく・・・

1時間くらい経っても結局ほどんど進めませんでした
ふり返るとゲレンデを滑るスキーヤーやスノーボーダーたちが小さく見えた
少ししか離れていないのにわたしたちといったら・・・
登りはじめのところでずっともがいているだけ

バスの運転手さんが週末になるまでずっと雪だったと言っていたのを思い出す
ここに来るまで積雪はそんなに多くないと思っていたけど実際は違った
時計の針は午後1時を指していた
登り続けたら避難小屋に着くのは何時になるんだろう
稜線から冷たい風が下りてきた
諦めてしまいたいと思った


いろんな意味で雪山に入る準備ができていなかったのです
夏道を歩いてからまた来年リベンジしよう
そう決めてスキー場に戻りました

情けないけどしかたないね
怖くなってしまったから
ほっとしたらおなかがすいた
スキー場の休憩所でごはんを食べた
やって来たバスに乗っておとなしく帰りました

また次の冬に会いに来ます
だからその時はちょっぴり手加減してね

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なんとも情けない結果ですが、無理に突っ込まなくてよかったと正当化しています。きちんと準備をして、また挑戦したいと思います。まずは夏道から。東武フリーパスを利用して、しばらく離れていた日光エリアの山をじっくり歩いてみたいです。


参考タイム 湯元温泉(2:10)敗退地点(0:40)湯元温泉
同行者 TOMY