2022年10月24日月曜日

2022.10.23 奥多摩 鳥屋戸尾根

久しぶりの奥多摩ハイキング

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奥多摩駅から東日原行きのバスに揺られて川乗橋バス停下車
林道を少し進むと左手に蕎麦粒山方面への道がついているので登ってゆきます
川乗橋で下りた人のほとんどは川苔山に行くので林道を離れるととても静か


登り一辺倒






























笙ノ岩山でおにぎりタイム






























このあたりのピークはちゃんと名前がついている
昨年歩いた時にはなかったはずの立派な道標があって現在地がわかりやすい










































ようやく蕎麦粒山に到着



さて、前回はヨコスズ尾根を下ったけど今回はどちらに下山しましょうか?
出発が遅かったうえに山頂でもだいぶのんびりしてしまったので早めに下山できるルートがいいなあ
てなわけで時短を狙って川乗林道に下りるルートをとることにしました


踊平に続く道を見送って鳥屋戸尾根と並行しながら歩く
こうやって登ってきた尾根を眺めながら歩けるのはとてもうれしい




が、しかし、林道に下りる道がわからず予想外のタイムロス
林道に張り出した木の枝をつたってなんとか下山するも時間をだいぶ消費してしまった






























あたりを探してみたらこんな立派な階段が!!!
少し手前からちゃんと道がついていたけど気づかず直進してしまったみたい







































林道に下り立つと松岩ノ頭が目の前に






























あとは塩地谷に沿ってひたすら林道歩き
細倉橋からは川乗谷に沿ってゆくと朝出発した川乗橋に到着































バスの到着まで時間があったので10分ほど歩いて大沢バス停へ
きれいなトイレやベンチがあるのでバスを待つには都合がよいです
そのうちあたりは真っ暗になってしまったけどやって来たバスにはけっこう人が乗っていた


今回もうひとつのお楽しみは立川の洋食屋さん

































節操なく食べて消費したカロリーをすべてとり戻した
満腹至福で帰路につく

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鳥屋戸尾根を歩くのは2回目ですが、危険箇所に新しいトラロープが張ってあったり、赤テープが増えたような印象があったり、登山道として整備がされているようです。ピークの名前も木に巻かれたテープにマジックで書いてあっただけのように記憶していましたが、立派な道標がくくりついていました。地図で見ると破線ルートになっていますが、一般登山道とほとんど変わりありません。あまり人が歩いていないので静かな山歩きが楽しめます。


参考タイム 川乗橋(1:20)笙ノ岩山(1:50)蕎麦粒山(1:20)川乗林道(1:50)川乗橋(0:10)大沢
同行者 妹ちゃん

2022年10月22日土曜日

2022.10.14 北アルプス 唐松岳

秋の日帰り北アルプスは唐松岳へ

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前夜発で早朝の松本駅に到着
始発の大糸線で信濃大町駅、さらに乗り継いで白馬駅までやって来ました
白馬八方BTまでの高速バスがあったらよかったのですが平日なので見つからず
とは言ってもゴンドラアダムの運行時間を考えるとあんまり早く着いても退屈するだけ
まあ今回は時間もあるしのんびり行けばいいかと長いアプローチになりました

白馬八方BTからゴンドラ乗り場まで徒歩10分ほど
八方アルペンラインの往復券を購入して登山届を提出したらゴンドラに乗るため列に並びます
列はそれなりに長いけどゴンドラもどんどん上がってゆくのでそんなに待たずに乗れちゃう


いつの間にか朝靄も晴れて青空が広がっていた






























さらにリフトに乗って八方池山荘まで上がってきました





























ゴンドラアダムとリフト2基を乗り継いでいっきに標高1,850Mへ
鎌池から八方池山荘までは歩けますが日帰りで時間もないのでリフトでGO!
ここまでの所要時間はわずか30分、アルペンライン往復3,200円の価値は十分にあったな


八方池山荘を出発






























八方池とガスの向こうに白馬三山






































唐松岳頂上山荘に到着する頃あたりはまっしろに






























さして期待もせず山頂へ
そしたら時々ガスが晴れて剱岳や立山が見えたりして悪くない

































下山開始、なんだかんだ30分以上も山頂に滞在してしまった

































ふと登山道に人だかりができていて足を止める
倒れてしまった登山者がいたようで救助隊の皆さんが心臓マッサージをしているところだった
扇雪渓から少し登ったところで八方池山荘と唐松岳頂上山荘のちょうど中間地点

どうぞ行ってくださいと言われたので脇を通って現場を離れました
ひとりの救助隊員がAEDをとりに行くため八方池山荘に走って行った
こうゆうことがあるとちょっぴり気持ちがざわつく


ガスはますます白く濃く































悲壮感すら漂うリフトに乗ってうさぎだいらへ






























ゴンドラアダムに乗って白馬八方まで戻ってきました






























予定より早いバスに乗れたのでスノーピークGSで下りてみみずくの湯へ
温泉のあと白馬駅まで歩けば早めに帰れると思ったのも束の間、17時台は松本方面行きの電車がなかった・・・
ダッシュで温泉に入って駅に急ぐか迷ったけどせっかくなのでのんびりお湯を愉しみましょう

松本駅で途中下車してマサムラの天守石垣サブレとスタバのコーヒー
真っ暗でなにも見えない最終あずさで帰路につく

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八方尾根は縦走の下りで利用したことがあっただけなので、はじめてちゃんと登りました。平日にもかかわらず人が多くてびっくりしましたが、大半の方は八方池までのハイキングのようでした。午前中の早いうちからガスが出てきてしまい、白馬三山や不帰嶮が間近に見られなかったのが残念です。思い返せば朝のゴンドラ乗り場から見た時がいちばんきれいでした。
翌日のニュースで知ったのですが、下山中に遭遇した方は亡くなられたとのことです。突発的な病気なのか、それとも持病なのか詳細はわかりませんでしたが、山で発症したということが大きく影響していたのかもしれません。ひと昔前に比べて山へのアプローチはとても楽になっていると思いますが、山でなにかあっても都会のように数分で救急車が来てくれるということは期待できません。自分でコントロールできない部分でもありますが、あらためてリスクを考えさせられる出来事でした。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


参考タイム 八方池山荘(2:10)唐松岳頂上山荘(0:20)唐松岳(0:15)唐松岳頂上山荘(1:10)八方池山荘