2016年5月21日土曜日

2016.5.21 道志山系 百蔵山・扇山

お気に入りの秀麗富嶽十二景シリーズ

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朝の中央本線に揺られて猿橋駅で下車
武蔵野線でやって来た妹ちゃんとは西国分寺駅で合流しました

はじめて下りた(と思う)猿橋駅は想像していたより大きな駅
ちなみに駅名に由来する猿橋とゆう橋が近くにあって日本三奇橋のひとつだそうです

出発前に地図を確認したら百蔵山から先が載っていない、あれ~?
扇山まで歩くには大菩薩嶺ではなく高尾・陣馬の地図を持ってこないといけなかったみたい
妹ちゃんがちゃんと持って来てくれていたので助かりましたエライぞ!


ではでは出発~
車道を歩いて百蔵山登山口をめざします






























浄水場を過ぎたあたりから登山道となります
妹ちゃんてば帽子と全体のコーディネートがアンバランス








































急坂を越えて尾根を左にゆくと山頂です































せっかくの秀麗富嶽だとゆうのに富士山が見えなかった、オーマイガッ!
天気はよいのですが空気が少し湿っているからでしょうか・・・
それでも山頂は広々とした居心地のよいところ
手づくりサンドイッチを食べたりしてしばし休憩します


富士山が見たいなあと思いながら扇山へ
木立の隙間からはまさに扇のようなかたちの山容が見えます
































稜線の先に扇山の山頂が見えてきました


































百蔵山よりもさらに広い山頂で賑やか
しかしやっぱり富士山は見えませんでした、がっくし
妹ちゃん曰く、太平洋に高気圧が居座ることで上昇気流がどうのこうの・・・
そんな理屈はいらないんじゃーい!わしゃ富士山が見たいんじゃーい!

さて、お昼ごはんは山で食べるとやたらおいしいカップラーメンです
妹ちゃんもカップラーメン持って来たのね、でもお湯は持っていないって?どうゆうことだい?
結局わたしのテルモスのお湯をわけてあげました
そのせいでわたしのラーメンちょっとお湯が足りなかったぞ、ぷんすか


帰りは山谷に下る登山道を見送って君恋温泉へ
 































黒い岩壁を流れる大滝不動の脇を通る






































恋窪集落の君恋温泉に到着
宿泊もできるそうですが民家にしか見えません






























誰もいないので表のインターホンを鳴らすと応答がありました
玄関のソファで待つように言われて待っていると女性がやって来て案内してくれました
すぐあとに男性がひとり下りて来たのですが男湯はお湯を溜めているところと言ってました

恋窪集落に君恋温泉・・・
その昔なにか悲恋の物語があったとしか思えない名前です
しかし事前にインターネットで調べたところ温泉はいたって普通らしい
温泉ではなくて鉱泉だとか湧水を沸かしているだけなのに先代が温泉と命名してしまったとか書いてありました
ちなみにお湯の温度はかなり熱めでしたのでご注意を・・・


温泉から出て休憩室を覗くと味噌田楽がそっと置いてありました






























これもインターネットに書いてあった、味噌田楽をサービスしてくれる時があると・・・
わたしたちのあとに下りてきた男性のぶんと思しき味噌田楽も置いてありました

食べてよいものかわからずともたぶんわたしたちのぶんだろうと勝手に判断していただきました
味噌はかなりピリ辛でこんにゃくは自家製なのか市販のものより味が薄めでした
しかし玄関にある自販機で飲み物を買おうとしたら壊れていたのにはショックだった
口いっぱいに広がるピリ辛味噌を緩和できないまま出発する羽目に・・・
そしてごちそうさまのお礼も言えなかった・・・


君恋温泉から鳥沢駅まで車道歩き
































山谷バス停の脇に自販機を発見して歓喜!
カルピスウォーターをがぶ飲みしてお口すっきりです

鳥沢駅の手前からちょうど東京行の電車が見えましたが間に合うわけもなく・・・
しかし交通の便は意外とよくて20分ほどで次の電車がやって来ました
各駅停車にゆらゆら揺られて帰路につく


ごほうび画像
































秀麗富嶽シリーズの道標にごほうび画像なるQRコードがついていました
富士山も見えなかったことだしと読み込んでみたらこんな画像が・・・


次はぜひ自分の目で見てみたい

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これぞ山梨の里山とゆう雰囲気が存分に味わえるルート。残念ながら富士山は見えませんでしたが、秀麗富嶽十二景のうち新たにふたつの山頂を踏破することができました。ごほうび画像が思いがけず冬の写真だったので、ぜひ雪が積った頃にまた歩いてみたいです。きっと楽しい冬山ハイキングになることでしょう。


参考タイム 猿橋駅(0:30)百蔵山登山口(1:15)百蔵山(1:45)扇山(0:50)君恋温泉(1:00)鳥沢駅
同行者 妹ちゃん

2016年5月8日日曜日

2016.4.29-5.5 奥秩父・奥多摩 奥秩父主脈縦走~パーティで7日間編~(7)

奥秩父主脈縦走は最終日
石尾根を歩いて奥多摩駅をめざす

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4時起床
これまたぐっすり眠れた


本日も晴天なり






























鴨沢への分岐を過ぎると喧騒が遠のく
前を見てもうしろを見ても青空が続く静かな石尾根をゆく



































鷹ノ巣山避難小屋のテーブルでしばし休憩






























最後のピークと思って登った鷹ノ巣山
稲村岩尾根や石尾根から日帰りで登ってきた人たちで賑わっていました































なぜか六ツ石山に登ることになって今度こそ最後のピーク
かなり久しぶりにやって来たけど青空がよく似合う







































新緑がきらきらと眩しい









































13時頃無事に奥多摩駅に到着
もえぎの湯で汗を流してようやくさっぱりしました
お風呂あがりにやんまぁがご褒美のソフトクリームを買ってくれる
わーいわーいお父さんどうもありがとう

わたしたちがもえぎの湯を出る頃ちょうど混みはじめたようです
入場制限がかかっていました、ナイスタイミン!

はらへったーとゆうことで満場一致の焼き肉です
てゆうか前日の夜から肉・肉・肉とそればかり言っていたような・・・


いろいろ調べて国分寺のさんたまとゆう焼き肉屋さんへ








































お肉も食べたいけど生野菜だって食べたい!
チョレギサラダをひとりひとつ注文したらお店のお姉さんにドン引きされました
でも食べちゃうよ~世界一おいしいチョレギサラダときた!

ビールにキムチに訳ありカルビ、レバーとハツにライスも忘れずに~
ハラミからのホルモン牛タン赤城牛んでもってまたライス!
といったかんじでめちゃくちゃに注文して食い散らかす
とてもコストパフォーマンスがよいお店とぐるナビにありましたがそのとおりでした
山帰りでなくても普通にお上品に訪れてみたいお店になりました


締めの焼き肉まで予定どおり
天気に恵まれてすばらしい縦走となりました

国分寺駅でふたりとお別れ

ほんとにどうもありがとう

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とにかく天気に恵まれた一週間でした。天気が悪かったのはわずかにひと晩だけ。出発前に心配していた集団行動(と言っても3人ですが)もさして苦にならず、山旅を心から楽しむことができました。一緒に歩いてくれたふたりには感謝しています。とは言え予想外のことはあまり起きませんでした。それでも3人で歩くことに意義があった縦走だったと思っています。ちなみに同行者のひとりは夜どおし歩いて1日半で奥秩父主脈を踏破したことがあるそうです。彼こそ3人で歩くことに意義を求めていたのかもしれません。その時間を共有したいと思った仲間のひとりにわたしを選んでくれた、そのことにも感謝したいです。


参考タイム
7日目:雲取奥多摩小屋(0:40)七ツ石山(1:40)鷹ノ巣山避難小屋(0:25)鷹ノ巣山(1:20)六ツ石山(2:10)奥多摩駅
同行者 やんまぁ 油木さん

2016.4.29-5.5 奥秩父・奥多摩 奥秩父主脈縦走~パーティで7日間編~(6)

奥秩父主脈縦走は6日目
ついに雲取山までやって来ました

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5時起床
久しぶりによく寝てすっきり

出発の頃には雨はもうあがっていた
暴風雨とゆうほど風は強くなかったけどテントはしっかり濡れて重くなっている

7時過ぎに将監小屋を出発
カッパが蒸れて汗だくになりながら飛龍山との分岐をめざす
そのうちに垂れこめていた雲が風で流され青空が見えはじめました


そしてそして・・・すっかり晴れた!
休憩しているだけでも暑いくらいの天気になりました




































三条ダルミから雲取山へ



































三条ダルミからの道はいつも疲れすぎてCTどおり歩けない
けれど将監小屋からだとそこまで疲れていないのかちゃんと歩けました
うん、CTが間違っていたわけではなかったんだね

山頂からは国師ケ岳や歩いたばかりの和名倉山が見えて感無量
奥秩父主脈を歩いてたどりついた雲取山は100倍増しでドラマチックな山頂になるのです


雲取山をあとにして石尾根をゆく

































雲取奥多摩小屋に到着
テント場はいつものように賑わっています
 








































濡れたテントを張るとすぐに乾きました
シュラフも干して今夜もぐっすり眠れそうです
はじめて奥多摩小屋の水場に行きましたがヨモギ尾根に通じているようです
ちょうど登ってくる登山者がいたのですが眺めのよさそうな道でした
水場は少し混んでいましたが目の前に富士山が見えてベンチもあるのでいつまででも待てます


石尾根に夕方がやって来る





































































右の耳たぶが日焼けして痛い
そういえばいつの間にか喉の痛みが消えていた

縦走の終わりが近づいている
19時半就寝

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ようやく雲取山までやって来ました。いつもは笠取小屋から雲取山荘までいっきに歩くのですが、今回は将監小屋から奥多摩小屋まで。行程が少し短くなったおかげか調子よく歩けました。天気が悪かったのも夜のうちだけでタイミングに恵まれました。ちなみにまったく触れていませんが、飛龍山には登っておりません。悪しからず・・・。(7)に続く。


参考タイム
6日目:将監小屋(2:10)飛龍山分岐(2:20)三条ダルミ(0:40)雲取山(0:40)雲取奥多摩小屋
同行者 やんまぁ 油木さん