2013年2月18日月曜日

2013.2.16-17 奥多摩 雲取山

都心でも雪が降った週末は積雪を期待して雲取山へ

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いつものように鴨沢から出発
粉砂糖をふりかけたような山肌がお出迎え






























天気は上々、木立ちの隙間からは青い空
 
































































稜線に出ると風花がきらきら舞っています




























 





























白い絨毯のように石尾根が続いてゆく









































いつもは雲取山荘で張るのですがこの日は奥多摩小屋で幕営
少し休憩したら山頂に向けて出発します
 






































ぴったり1時間で到着
誰もいない雲取山の頂に立つ































いつもは賑やかな山頂がひっそりと静まりかえっている
こんなことは珍しいので不思議な気分です


石尾根にも人影はなく静かなもんです



































































ところが奥多摩小屋で事件勃発!
テントに戻る前にトイレに寄って出ようとしたら扉が開かない!
なにかの拍子に外鍵が下りてしまったのか?

もうすぐ暗くなるのにこれはまずい・・・
窓からも出られそうにないしどうしたものか・・・・・・

思いきって扉に体当たりしてみたら鍵を留めている釘が少し緩みます
何度か繰り返しているうちに釘が抜けて扉か開きました!
脱出成功きたー!!!!!

小屋番さんに事情を話してお詫びをするもリアクションが薄い
相変わらずですね、まあ出られたからいいですけど

夜になると風が出てきました
服部文祥の超・登山論を読みながら20時頃就寝

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翌朝は3時半起床
風が強くて憂鬱になります

とても寒く澄みきった空に星が浮かぶ
撤収に時間がかかってしまい6時半頃のんびり出発


朝の富士山






























冬の太陽ものんびり昇る
 

























































本日もおおむね晴れ






























トレースが埋まっていまうほど風が強い
まるでシュカブラのような紋様が見えます
 






























七ツ石山を越えたら稜線ルートへ
思った通りトレースが切れ切れで少しラッセルになる
自然と口もとがほころびます


時々確かめるように自分のトレースをふり返る
 





























眺めは良好
 






































よちよち歩いて高丸山と日陰名栗峰










































































まき道と合流して鷹ノ巣山の山頂へ
 





























白い奥多摩山塊






























石尾根を歩き続けて奥多摩駅に下り立つ

ラッセルは大変
でもひとり拓く道はどこかにつながってゆくはず
山を登ることに臆病になっていたから今はただうれしいのです

それがひとりの山だよ
ソロクライマーがそう言った

山での恐怖は山を登ることでしか拭えない

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真冬の雲取山と石尾根の縦走。この時期だとさすがに人も少ないので、静かな山歩きを満喫することができます。高丸山や日陰名栗峰の稜線ルートは少しだけラッセルになるので時間もかかりますが、雪山気分を存分に味わえるので心地よいです。


参考タイム
1日目:鴨沢(3:45)七ツ石山(0:45)雲取奥多摩小屋(1:00)雲取山(0:45)雲取奥多摩小屋
2日目:雲取奥多摩小屋(0:50)七ツ石山(1:30)高丸山(0:45)日陰名栗峰(1:00)鷹ノ巣山(3:20)奥多摩駅

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