2012年10月2日火曜日

2012.9.29-30 北アルプス 徳本峠・霞沢岳

島々からあこがれの霞沢岳へ
ウェストンが歩いた道をたどる山旅
それは上高地プロローグ
 
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高速バスで前夜発
3時頃まだ暗い島々のバス停に到着

降りたのがわたしだけで心細さに拍車がかかる
とりあえずJAかなんかの駐車場に移動して朝ごはん
明らかに登山者用ではないけれどきれいな公衆トイレもあります
しかしなんて心淋しいところなんでしょう

5時半頃ようやく明るくなってきたので出発
だらだらと続く林道の終点をめざして歩きます

地図に示されたゲートより手前にもゲートがある
それより先には進めないようで数台の車が停まっていました

嫌気がさしてきた頃ようやく林道の終点に到着
こちらのトイレはあまりきれいじゃない


さあここからが本番です






























沢沿いの道をゆく




























 

思っていたよりもずっとすてきな道
もっと鬱蒼とした道を想像していたけれど崩落しているところも整備されていて歩きやすい








































岩魚留小屋との中間地点






























岩魚留小屋に到着








































すでに小屋閉め後でなんとなく不気味・・・
長居はせずそうそうに立ち去る

岩魚留小屋を過ぎると傾斜が出てくる
それまでの平坦な道に慣れきった体には応えます

本流の沢沿いに高度をあげてゆく
枝沢が入るたびに足をとめて地図で名前を確かめる
沢を詰めて進路を北にとれば徳本峠は近い

小屋には水場がないらしいので手前の力水で水汲み
最後の最後でザックがかなり重くなってしまった
そして力水からが意外と遠いです


ついに徳本峠に到着




      



































ここまでほんとに長かった・・・
出会ったのは渓流釣りのおっさんと下ってきた2パーティーのみ
とてもすてきな道だったので途中からは不安を忘れて山に身を委ねるようにして歩きました


徳本峠から明神岳と前穂

 

しばらくするとガスがかかってしまう
台風が接近しているので明日の天気が心配です

ちなみに徳本峠を訪れるのはこれがはじめてじゃない
まだ小学生だった頃に家族で上高地から歩いたことがあります
小屋番さんにその話をすると何年前?と聞かれる
かれこれ20年前?ずいぶん年をとりましたね・・・

小屋は新しくなっていたけど一部は当時のままで懐かしい
おとんがビールが冷えてないと不満を言ってたことなど思い出す

夕方は霞沢岳方向の展望台あたりをうろうろ
翌日の道を確認してテントに戻る

18時頃に雨が降りはじめた
隣のテントからは山岳会のよもやま話がうるさい
みんな人間関係に悩んでいます

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翌朝は4時起床
雨は夜のうちにやんだもよう


そこまで悪い天気でもないのでアタックザックを背負って出発
しばらくすると朝日に照らされた紅葉が輝きだす


































































しかし感動もここまで
太陽が雲に隠れたとたんあたりは鬱蒼となる


ジャンクションピークに到着



             


























眺めもどことなくどんより・・・紅葉にもっと光が欲しいところ

























































K1ピークに到着
まったくほかの登山者に会いませんがここは本当に北アルプスなんでしょうか






























ガスの襲来のなか霞沢岳に到着







































ところが奇跡が起きて目の前に青空が広がった!






























世界が色づき穂高の峰々が姿を現す
つい2週間ほど前に歩いたばかりの山肌が秋の色に染まっています

































































すべてを払拭してくれる空の青さ
天気ひとつでこんなにも気分が変わるもんなんですね


























































紅葉がきらきらと輝く道を下って徳本峠に戻ります

































テントを撤収してお昼過ぎに出発
明神館までやって来るとそこはもう人だらけの上高地
河童橋の手前あたりで雨が降りはじめました

そそくさとバスで平湯温泉へ
雨がすごいのでひらゆの森は諦めてアルプス街道の温泉
はじめて立ち寄ったけれど特筆すべき点もなく
産直野菜を買ってザックに詰め込む

高速バスは満員だったので予定通り路線バスで松本駅へ
そしてここからまた長い道のりが始まることになろうとは・・・

なんと台風であずさが運休になっているではないですか!
長野まわりの新幹線も間引き運転中とのこと
しかも交通費がべらぼうに高い

それなら各駅停車か? 確認すると現在のところ通常運転中とのこと
しかも新幹線で帰るのと時間に大差がないので安価な各駅停車を選択しました

ところが20時頃、小淵沢で電車が停まってしまった・・・
昨年の海の日の悪夢が思い出されます
あの時は乗っていたあずさが大月駅で停まっていまい翌朝まで動かなかった


しばらくしてお弁当とお茶が配られた






























真夜中過ぎにようやく電車が動き出す
深夜の甲府駅を乗り継ぎ高尾駅までやって来た
駅員さんが始発電車に乗せてくれたので長椅子に横たわり爆睡

高尾駅の始発は4時半頃なのですが通勤の人がどんどん乗ってきます
みなさんずいぶん早い時間に出勤してるんですね

5時過ぎに荻窪に到着して朝日を浴びながらの帰宅
なんとか無事に出社できましたとさ


めでたしめでたし

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霞沢岳はとてもすてきな山でした。上高地の近くにこれほど人のいない山があることに驚きました。静かな山歩きが堪能できることうけあいです。夏より晩秋くらいがベストシーズンに思われます。島々から徳本峠の道も一度は歩いてみるべきでしょう。


参考タイム
1日目:島々(1:35)二俣(2:10)岩魚留小屋(3:20)徳本峠小屋
2日目:徳本峠小屋(0:55)ジャンクションピーク(1:50)K1ピーク(0:35)霞沢岳(2:55)徳本峠小屋(1:50)上高地バスターミナル

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