久しぶりにひとりの山歩き
はじめての磐梯山へ
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ドタバタと計画して出発
こうやって突然出かけられるのもひとりのよいところ
思い出すのは両国駅近くにあったその名も磐梯山とゆう餃子屋さん
数年前は足繁く通っていたけど今は両国に行くこともなくなってご無沙汰しています
あのお店はまだあるのかしら、なんて思いながら計画を立てる
新宿発の夜行バスで郡山駅へ
始発の会津若松行に揺られて猪苗代駅にやって来た
駅前に停まっていたタクシーに乗って猪苗代スキー場へ
同じ電車で降りたご夫婦がいたので相乗りを持ちかけたかったのですが・・・
彼らはタクシーを予約していたのでそれに便乗するのも悪いなあと遠慮してしまいました
結果としては運転手さんがめちゃめちゃよい人でいろいろ話を聞かせてくれてよかったのだけど
ひとりでいるとまわりの人たちの優しさを感じます
ちなみにタクシー代は1,870円也
いざ出発
ふり返ると猪苗代湖が海のように広がる
スキー場を離れて登山道へ
赤埴山ではトンボがだくさん飛んでいた
さっきまでの青空はどこへ?
赤埴山は鬱蒼とした夏草に囲まれていてそこでテンに出会う
ガサガサと音がして見あげると木の枝に黄金色の毛をきらきらさせてこちらを見ていました
はじめて見たけどけっこう大きくて木の枝がゆさゆさとしなっている
鋭い視線を残してまた緑のなかに消えてゆきました
少しゆくと赤埴林道への道標があってちょうど登ってくるパーティがいました
登山道のすぐ近くまで車で上がれるらしくここまでほんのすぐだったよと言われる
そんな登山はしたくないものだと思いながら先を進みます
こんなところで渋谷とは・・・
川上登山口との分岐
櫛ケ峰を巻くように荒々しい登山道が見える
天狗岩とやら
このあたりから登山者を見かけるようになります
そして山頂直下の岡部小屋と弘法清水小屋に人がいっぱいいて驚く
これまで数名にしか会わなかったのにいったいどこから湧いて出てきたのだ?
そんなわけでぞろぞろと連なって山頂へ
楽しみにしていた磐梯山からの猪苗代湖が見えなくて残念
こちらもトンボがわんさか飛んでいて気を抜くと口のなかにも入ってきそう
家族連れや子どもたちも多い賑やかな山頂でした
岡部小屋と弘法清水小屋
岡部小屋で手ぬぐいを発見したので購入
ザ・山小屋の手ぬぐいといったかんじの渋いやつ
そのあと弘法清水小屋でデザイン性の高いおしゃれ手ぬぐいを発見してしまう
数分悩んだ結果こちらも買ってしまう、手ぬぐいびんぼー
さて、気をとりなおして裏磐梯へ
お花畑の道をゆく
八方台登山口への分岐を越えると喧騒が遠のく
銅沼(あかぬま)から逆さ櫛ケ峰
裏磐梯スキー場に到着
スキー場からスキー場への縦走だったわけですな
裏磐梯登山口から歩いて裏磐梯高原駅の駐車場へ
五色沼探勝路はここからはじまります
バスの運転手さんが1時間後に五色沼入口まで臨時バスを出すから温泉に行っておいでと言う
五色沼探勝路も歩きたかったけど温泉の誘惑には勝てるはずもなく言われるがまま
いちばん近くの裏磐梯レイクリゾートとゆうホテルで猫魔温泉を堪能
こちらでは桧原湖を眺めながら露天風呂に浸かることができます
下山すると晴れる件について
裏磐梯高原駅から臨時バスに乗って五色沼入口バス停で乗り継ぎ
バスに乗ったとたんバケツをひっくり返したような夕立が・・・
お天気雨で雨粒がきらきらと光ってきれいでした
天気がめまぐるしく変わる
猪苗代駅から磐越西線に揺られて郡山駅へ
賑わうフードコートで喜多方ラーメン
ローストビーフ丼と迷ったけれどここは福島県だから・・・
ままどおるを買ってドトールでコーヒーをテイクアウトして新幹線で帰路につく
出発するまでくすぶっていたのが嘘みたい
ひとりの山はいつも楽しい
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もう少し天気がよいと思っていたので、山頂から猪苗代湖が見えなかったのは残念でした。八方台登山口から登る人がほとんどのようで、はずれているルートは静かな山歩きが楽しめました。裏磐梯散策も時間が足りずに諦めてしまったので、また季節を変えて訪れたいです。たぶんわたしが磐梯山だと思っている山は、磐梯山のすべてではないでしょう。そんな山だと思いました。
参考タイム 猪苗代登山口(1:40)赤埴山(1:10)弘法清水(0:30)磐梯山(1:15)八方台登山口分岐(1:40)裏磐梯高原駅
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