東北は早池峰山にやって来ました
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バスタ新宿でTOMYと合流して前夜発の高速バスで盛岡駅へ
はじめてバスタ新宿を利用しましたが連休前とゆうこともありすごい人でした
ほんとは葛根田川で沢のぼりの予定でしたが雨予報で急きょ変更です
盛岡駅から季節運行の早池峰登山バスに乗り込む
約2時間ゆらりゆらゆらバスに揺られて終点の小田越まで
ちなみにもうひとつのメインルートである河原坊からの登山道は崩落のため通行禁止らしい
そうゆうわけでほとんどの登山者が小田越ルートをピストンしているようです
やむを得ませんがわたしはピストンって好きじゃないんだよおぉぉ
そんなこんなで出発
登山者が集中しているので大賑わいなのです
一合目御門口に到着
時々青空も見えて天気は思ったほど悪くない
蛇紋岩の間を縫うように高山植物が覗く
早池峰山の固有種であるハヤチネウスユキソウも咲いています
五合目あたりでガスの襲来
梯子を登りきると山頂は近い
山頂手前のお花畑で不思議な虫を発見
写真だとわかりにくいですがハチドリのようにホバリングして蜜を吸っています
これはホウジャクとゆうスズメガの一種のようです
インターネットで美しい写真を見つけたので転載しました
細く長いストローのような口吻を巧みに動かして花の蜜を吸います
人に怯えるようすもなくひとしきり蜜を吸うとどこかに飛んでいってしまいました
乳色の霧がぼうぼうと流れる山頂へ
向かいの薬師岳が姿を現してはすぐに消える
民話と信仰の山です
ご神体は山頂の池の水とも言われているとか
朱色に塗られた早池峰神社奥宮の穴に恐るおそる腕を通す
指先に鈴緒が触れたので握って思いきりふると籠った鈴の音がしました
行列のようになって下山
まだ登ってくる登山者もいるので梯子は大渋滞
小田越に下山してバスを待つこと約1時間半・・・
6月中旬から8月上旬までしか運行していない早池峰登山バスは行き帰り1本ずつのみ
公共交通機関を駆使する者にとってはありがたい存在です
高山植物監視小屋から早池峰山
盛岡駅に戻ってTOMYが予約してくれたビジネスホテルへ
今回テントやシュラフなどの泊まり装備はいっさい持っておりません
早池峰山に計画変更した時点で装備も日帰り装備に変更しちゃいました
盛岡といえばやっぱり麺!
なに麺にするか迷いつつ白龍でじゃじゃ麺からのちーたんたん
浴衣イベントで盛りあがる盛岡市街地をぶらぶらしてホテルに戻る
明日はなにしよう?地図を見ながらけーたい片手にああでないこうでもない
盛岡の夜が更ける
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翌日は朝から雨降り
でもせっかくの3連休ですから朝ごはんを食べたら行動開始
まずは盛岡駅の福田パンで迷いに迷ってチキンサラダとカスタードクリームを購入
それから高速バスで杜の都仙台へ
はじめて仙台市街地を歩きましたがすんごい都会!さすが東北第一の都市!
でもマクドナルドのすぐ隣にカルティエがあったりするのが地方都市ってかんじでおもしろい
向かった場所は仙台駅から徒歩20分くらいのクライミングジムB'nuts
天気が悪くて山に行けないならジムだろって思考回路が定着しているようです
のぼる前に福田パンで腹ごしらえ
うまーい!ただのコッペパンなのになぜこんなにおいしいんでしょう
近所にこうゆうパン屋さんがあったら幸せだなあって味
ちなみにクライミング道具はなにも持ってきていないのでレンタルシューズ&チョークなし
ある意味トレーニングでしたが最高グレードは4級と情けない結果に・・・
でもなんだかんだ5時間くらいのぼって楽しかったです
仙台といえばやっぱり牛たん!
白飯おかわりして満腹至福でございます
3級のぼれなかったら牛たんなしって言ってたの誰だっけ~?
仙台駅発の夜行バスで帰路につく
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はじめて早池峰山に興味を持ったのは、もう何年も前に買ったヤマケイJOYの紀行文を読んだ時でした。そこには色鮮やかな写真とともに早池峰神楽について記されていました。人は山に登り、神は山に下りる。山麓のお神楽をわたしも見てみたいと、そう思ったのです。結局その願いは叶いませんでしたが、わたしは早池峰山にやって来ました。天気があまりよくなかったのはしかたないとしても、小田越と山頂を往復しただけで早池峰山に登ったとゆうのはあまりにおこがましいような気がします。早池峰神楽を見てみたい。鶏頭山へと続く道を歩いてみたい。そう遠くない将来、わたしはまたこの僻遠の山を訪れるような気がしています。
参考タイム 小田越(1:10)五合目(0:50)早池峰山(0:50)五合目(0:50)小田越
同行者 TOMY
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