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沢の相棒TOMYのケガにより沢の計画がいくつか消えた
今シーズンは1回しか沢に行っていないけどもう無理かもしれないなあ
予定がぽっかり空いてしまったので前から気になっていた八ケ岳の双子池に行ってみることに
双子池で幕営することがいちばんの目的であり蓼科山はあくまでおまけです
早朝の各駅停車に揺られて茅野駅で下車
7月中旬から9月末の特定日だけ運行している蓼科高原ラウンドバスとやらに乗り込む
ラウンドバスとゆうだけあっていろんなところを廻りながら車山高原をめざすので時間がかかる
そんなわけで竜源橋に着いた頃にはすでに11時を過ぎていた
笹っぱらの登山道をゆく
滝ノ湯川はすっかり干あがっていました
沢床が露呈してまるで幅広な登山道のようです
蓼科山を眺めながら緩やかに高度をあげてゆく
蓼科山の分岐で出会ったお兄さん
1週間くらい縦走していると言っていたけどザックはせいぜい30リットル
聞けばツエルトではなくちゃんとしたテント装備だとか・・・
わたしはたった1泊だとゆうのに大荷物で恥ずかしい
軽量化したいんですけどできないんですよね~と言ったら
できないんじゃない、しようとしていないんだ!と熱く返されてしまいました
はあ、仰るとおりです、なんも反論できねえ
軽量化について考えながら亀甲池
こちらも干あがっていてだいぶ奥に水たまりがある程度
さらに30分ほど歩くと双子池キャンプ場に到着
さっそく人気の砂浜エリアに幕営
なんだか海岸でテントを張っているような気分になります
気温もそんなに低くないので山のなかにいることを忘れてしまいそう
双子池ヒュッテは少し離れていてキャンプ場から10分ほどの距離
キャンプ場のほうが雌池でヒュッテの裏に広がるのが雄池
雄池の水はそのまま飲料水として利用できるとのことなので水汲みに行く
小屋番さんが教えてくれたとおり池にはサンショウウオがちょろちょろしていました
虫とか藻とかけっこう浮いているけどほんとに飲めるのだろうか?まあいいか
それよりプラティパスで流れていない水を汲むことがこんなに難しいとは知らなんだ
どんなにがんばっても半分くらいしか溜まらないのでまたあとで来ることにしました
朝夕の5時から8時までは汲みあげた池の水を小屋の水道から出せるらしいので
ちなみに有料のどこかしら天然水もあります、と言われました
池の水はいやだとゆう人がいるのかもしれない
テントに戻って1時間ほどお昼寝します
そうそう、これこそが理想の双子池ライフですよ~
夕方ふたたび湖畔(池だけど)を歩いてヒュッテへ
寝ているうちにテントが増えて対岸から見るとカラフルです
なんかテントで眠るのって久しぶりだなあ
19時半就寝
夜遅く少しだけ雨音が聞こえた
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4時起床
ものすごくよく眠れた
昨日は2時間半しか歩いていないし昼寝だってしたのになぜこんなによく眠れたんだろう
もしかしていつもは歩きすぎなのか?疲れすぎて逆にアドレナリン出まくりなのか?
快眠のためには2~3時間の歩行がちょうどよいのかもしれない
朝ごはんを食べたら出発
双子池には朝ものんびりやって来ます
まずは双子山をめざします
朝の青空はどこへやら、手前の偽ピークに騙されました
だんだんと朝靄が晴れて・・・
大河原峠ではこの青空
広い駐車場があってここから蓼科山に登る人も多いようです
きれいな水洗トイレやベンチもあって休憩にもちょうどよいところ
大河原ヒュッテとやらは営業していないように見えましたがどうなんでしょう
小屋のすぐ脇から登山道へ
そうだよ、わたしはこうゆう青空のもと歩きたかったんだよおぉぉ
赤谷分岐を越えると樹林帯のなかにぽっかりと建つ蓼科山荘が現れる
大勢の登山者が休憩していて賑やかです
手ぬぐいがたくさん売られていたので思わず購入
蓼科山荘から先は岩の道
蓼科山に到着
もう何年ぶりか忘れたけどかなり久しぶりの登頂
相変わらずだだ広い山頂ですこと・・・
雲が切れると眼下に佐久の高原地帯が広がりかすかに北アルプスが見えた
蓼科山頂ヒュッテでまた手ぬぐい買っちまう、手ぬぐいびんぼー
下山する時ははいったんヒュッテに戻るとわかりやすい
広い山頂なので天気が悪い時は要注意です
山頂を離れると静かな登山道となる
やはり大河原峠から登る人のほうが多いようです
11時20分のバスに間に合いたくてけっこうがんばって歩きました
11時15分、蓼科山登山口に到着
厳しいかなと思ったけどぎりぎり間に合った~
間に合わなかったら信玄棒道を歩いてみようかと思っていました
信玄棒道とは武田信玄が開発したとされている軍用道路です
八ケ岳山麓に今も何本か残っていてハイキングコースとして歩かれているようです
バスの時間に間に合ってしまったのでバスに乗ります、結局いつもこんなんね
お待ちかねの温泉タイム、が、しかし・・・
プール平のバス停からすぐの共同浴場に行くと本日トラブルがあり13時からとのこと
近くのお蕎麦屋さんで食事でもして待つか?いや、それだと早いバスに間に合った意味がないぞ
よし、プラティパスの水を捨てて気合を入れて近くにある小斉の湯まで歩くことに
気合を入れたわりには下り道だったので10分ほどであっさり到着してしまった
聞けばトラブルとは蓼科三室源泉のボイラー故障らしくこちらも同じ源泉を利用しているらしい
なので露天風呂は利用できないけど内風呂だけなら500円で入れますよ~とのこと
全然オッケー!シャンプーちょっと変な匂いするけど気にしな~い!
小斉の湯の最寄バス停もんがく平別荘地入口から茅野駅へ
これまたお待ちかねの駅そば、うまーい!しょっぱいものたまらん
スーパーあずさで帰路につく
ゆるゆる歩いてのんびりしてちょっと慌てる
そんなひとりの夏ひと日
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前から興味があった双子池での幕営。蓼科山方面に行くバスが特定日運行でなかなか機会がありませんでしたが、ようやく訪れることができました。いつも無駄に歩き急いでしまうので、のんびりとした山行ができて満足しています。実際に訪れてみた双子池は期待を裏切らないすてきなテント場でした。
参考タイム
1日目:竜源橋(2:15)双子池キャンプ場
2日目:双子池キャンプ場(0:40)双子山(0:20)大河原峠(1:50)蓼科山(1:30)蓼科山登山口
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