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3連休は恋ノ岐川の遡行を計画していましたが9月の大雨で野岩鉄道の線路が流出
御池へのアプローチが難しくなったことから泣く泣く諦めました
天気も不安定な予報だったので日帰り沢を2本遡行することに決定
そうゆう連休の過ごし方もあるんだと今さらながら知りました
奥多摩駅から東日原行のバスに揺られて川乗橋で下車
30分ほど林道を歩いたあたりからガードレールを乗り越えて川苔谷に下降します
聖滝を過ぎて林道が左に曲がるところにあるカーブミラーが目印・・・ルート120にはそうあります
でも実際のところ聖滝は林道からはっきり見えないしカーブミラーはいくつも出てきます
前方に沢地形が現れるのを見逃さないようにしましょう
下降点からの踏み跡は登山道なみに明瞭です
準備をしていざ入渓
7Mの滝は右壁から登ります
水のきれいな沢
楽しくへつって登れる滝が続きます
ゴルジュの出口にある4M滝
岩壁のトラバースは途中が切れているため一歩踏み出す勇気が必要
悩みましたが安全策をとって腰まで水に浸りながら左壁からそろりそろりとりつく
奥多摩の沢らしくところどころ荒れている
沢を横切る山道らしきものがあるけど木橋はどこかに流されて見あたらない
3段10Mトイ状の滝はつっぱりで登る
ウスバ林道のすぐ手前にある10M滝
ぬめって滑りやすいとのことなのでロープを出します
下部に1本ハーケンを打ちましたが上部には残置がいくつかあります
ウスバ林道を越えたあとの8M滝は乾いた右壁を登る
二俣を左に進むと階段状の滝が続く
すぐに左俣25M滝が現れます
ホールドスタンスともに豊富で登りやすいけど高さがあるのでロープを出します
こちらも残置ハーケンがいくつかあったので利用しました
ビレイをしていたらソロ沢ガールのかわいこちゃんがやって来ました
25M滝の上から右岸の尾根にあがってかすかな踏み跡をたどる
隣の沢らしき伏流帯をどんどん下ってゆきます
そのまま下ってゆくと逆川にぶつかります
沢下降を続けて少しゆくとウスバ林道に戻れました
ちと狭いですがここでお昼休憩とします
先ほどの沢ガールも同じルートで下ってきたようです
川苔山まで詰めると下山も含めてかなり時間がかかるのでここで遡行をやめる人が多いらしい
山頂まで行きたい気持ちもありましたが10M滝を登るとかなり充たされた気持ちになります
ウスバ林道を大ダワ方面へ
本仁田山と瘤高山の眺めがよいところ
大根ノ山ノ神を経て鳩ノ巣駅に下山
楽しい遡行となりました
奥多摩の山にも秋の気配
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とても水のきれいな沢。川苔山は子どもの頃、何度か親に連れて行ってもらった思い出の山です。社会人になって登山をはじめるきっかけになった山でもあります。子どもの頃に登山道の橋の上から見た川の流れも碧く美しかったことを思い出しました。滝も適度に高さがあって楽しく登れます。わりと水量があるので、夏に遡行すればもっと楽しめるかもしれません。
参考タイム 川乗橋(0:30)下降点(0:05)川苔谷(3:10)ウスバ林道(0:15)二俣(1:30)左俣25M滝からウスバ林道(1:25)鳩ノ巣駅
参考グレード 1級上/III 東京起点沢登りルート120
同行者 TOMY
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