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新松田駅でTOMYと合流
例のごとく駅前の富士急湘南バス案内所で西丹沢温泉セット券を購入
バスに揺られること約1時間、終点の西丹沢自然教室までやって来ました
さすがにこの時期の丹沢周辺のバスは空いています
けれど西丹沢自然教室では登山指導の方が熱心に声掛けをしておられました
登山者に・・・というより夏休みの山慣れしていないハイカーに対して、ですかね
少し脅かしすぎのような気もしましたが・・・
わたしたちも登山届を提出して出発
白石沢方面に伸びる林道をてくてく歩いてゆきます
途中にいくつかあるキャンプ場は家族連れで賑わっていました
林道終点の手前にある小さな橋を渡って白石沢キャンプ場跡地で入渓準備
沢沿いに進んで3基の堰堤を通過したところで入渓します
細い流れのショチクボ沢出合を見送ったところで4基目の堰堤を右から巻く
暑かった林道歩きから解放され涼しい流れのなかへ
ほどなくして30Mの大滝が現れます
ものすごい水量で大滝と呼ばれるにふさわしい滝
左側からチムニー状の岩の間を登って巻きます
木の根っこに助けられながらハイステップ&ニーで登ってゆけます
滝の落口を横から眺める
大滝を越えると深い釜を持つ斜瀑が続く
しかし連瀑帯は石積の堰堤まで
楽しい時間はあっとゆう間に終わってしまう
それでも渓相はとてもきれい
ナメと苔むすゴーロがどこまでも続いてゆきます
途中の釜では魚影も見えました
なにを思ったかTOMYが手づかみを敢行・・・いやいや無理でしょう
上流になるにつれて支沢が多く入ってきます
1,030Mの二俣は左俣には進む気になれず水量の多い右俣へ
そこから南へと伸びる支流に進路をとります
苔むした岩を越えてゆく詰め
うまいこと畦ケ丸の100M手前あたりに出られました
せっかくなので登りかえして山頂へ
15時のバスに間に合いたくて転がるように下山
さすがは低山、顔から汗が噴き出す夏の午後です
中川温泉ぶなの湯に寄って帰路につく
夏まっさかり
さて来週はどこにゆこうか
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水と戯れるにはぴったりの沢。大滝を越えてすぐの連瀑帯は、水線を攻めると冷たい水流が火照った体に心地よいです。大滝さえ慎重に巻いてしまえば、あとは登攀的要素はありません。荒れていないきれいな渓相を楽しむことができます。ただ上流は支沢が多く流入する地形となっているので、地形図等でしっかりと目的地を確認しましょう。またこの季節は防虫対策も必要です。水流が少なくなってきたあたりから登山道への詰めは虫との戦いでもあります。
参考タイム 西丹沢自然教室(0:35)白石沢キャンプ場跡(0:30)大滝(0:35)水晶沢出合(1:25)1,030M二俣(0:45)畦ケ丸(1:25)西丹沢自然教室
参考グレード 1級/- 東京起点沢登りルート120
同行者 TOMY
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