2014年9月24日水曜日

2014.9.13-23 北アルプス縦走~新穂高温泉から親不知まで~(1) 

栂海新道から日本海をめざす山旅
それからずっとやってみたかった長期縦走

わたしはどれくらい山にいることができるのか
いろいろと確かめてみたくなったのです

--------------------

高速バスでまだ薄暗い新穂高温泉に下り立つ
眠れたような眠れなかったような・・・

久々の新穂高温泉は登山ステーションが整備されてとてもきれいになっていた
朝ごはんを食べて9日分の登山届を提出する


ここから旅がはじまります
































先は長いよ
まだ1時間半歩いただけですから・・・






























天気は良好
3連休の初日なのでたくさんの人が歩いています

























































鏡平小屋のテラスは休憩する登山者で大賑わい
のんびりできそうにないのでそうそうに弓折乗越をめざして出発


この頃から雲が出てくる
槍の穂先が見えないのが残念です































双六小屋に到着
すでにたくさんのテントが張られている






























この時すでに14時をまわったところ
荷物の重みがずっしりと肩にのしかかり双六小屋で張ってしまいたい衝動に駆られる
しかしなんとしても三俣まで行かなければ今後の行程に響きます

時間を考慮した結果まき道を歩くことにして三俣山荘をめざす
しかし思っていた以上にアップダウンが激しいまき道でした
疲れていたからそう感じただけかもしれないけど・・・


なだらかな稜線をたたえた双六岳






























三俣蓮華岳を越えると・・・






























鷲羽岳が大きくなって眼下に三俣山荘のテント場が現れた






























17時頃ようやく三俣山荘に到着して幕営
とにかく疲れた、それ以外の言葉が見つからないくらい疲れた

小屋に受付に行くと売店に『黒部の山賊』が並んでいました
今は定本となり本屋でも購入できますが少し前まではこの小屋でしか買えなかったとか
読んだばかりなので見ただけでうれしくなってしまいました


疲労困憊ですぐに眠れるかと思いきやなかなか寝つけない
興奮冷めやらぬというか・・・そしてまだ9月中旬だというのに寒い

空気がしんと澄んで星がきれい
20時半ようやく就寝

--------------------

鏡平までは順調でしたが歩き始めということもあり疲れました。弓折乗越の登りがこんなに辛かったことはかつてなかったです。それから双六小屋を過ぎたあたりからの焦燥感。午後になって雲が出てきていたので、天気に対する不安もありとても長く感じました。でも久しぶりにストイックに歩いたなあとも思いました。縦走は始まったばかり。(2)に続く。


参考タイム 
1日目:新穂高温泉(1:30)わさび平小屋(3:30)鏡平小屋(1:10)弓折乗越(1:15)双六小屋(2:45)三俣山荘

0 件のコメント:

コメントを投稿