ものぐさな姉は乗っかるだけでやんす
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夜行バスに揺られて早朝の長野駅へ
24時間営業の飲食店で温かい朝食を、と思ったけどここは東京ではありません
そんなお店が見つかるはずはなく結局セブンイレブンで買って駅のベンチで食べました
始発の信越本線直江津行に乗り込み妙高高原駅へ
車窓から火打山と妙高山がきれいに見えます
さらに頸南バスぶらっと妙高号に乗って終点の笹ケ峰に到着
ほとんどの登山者が車でアプローチしているらしくバスはがら空きでした
笹ケ峰の駐車場脇から出発
エガちゃんが道案内?
青空に紅葉がよく映えてきれい
十二曲りの急坂で高度を稼ぐ
左手には白くなりはじめた北アルプスが見えます
富士見平を越えると高谷池までなだらかな道が続く
前方にめざす火打山も見えてきます
高谷池ヒュッテに到着
明日もにこちゃんマークの太陽が昇るらしい
小屋に荷物をデポさせてもらって火打山へ
高谷池から天狗ノ庭あたりは池塘がきれいなところ
日本海へと続く栂海新道がすぐ近くに見える
つい先月歩いたばかりなのでうれしい
火打山に到着
ぽかぽかと暖かな山頂
昼寝でもしたい気分ですが先を急ぐので下山
荷物を回収したら黒沢池ヒュッテに向けて出発
15分ほど歩いたところで妙高山から歩いてきた登山者と出会った
なにげなく会話していると黒沢池ヒュッテがすでに小屋閉めしているようなことを聞かされる
続くパーティーの方々にも聞いてみるとやはり閉まっていたとのこと
無人小屋の近くにテントを張るのはよいとしても水がない
迷ったすえに引き返して高谷池ヒュッテで張ることにしました
予定より早い幕営に面喰いつつも楽しいごはんの時間です
小屋のビールは新潟限定の風味爽快ニシテ
メインディッシュは鮭と野菜のホイル焼きをチーズトッピングで
そのほか鶏つくねのお味噌汁、キノコ焼き、炊きたての白いごはんなど・・・
いろいろ準備してくれた妹ちゃんに感謝!
気がつけばあたりは夜になり空には星が瞬く
明日は早めに出発しなければ・・・
19時就寝
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3時起床
まだ暗いうちに出発
大倉乗越あたりでようやく陽が昇る
黒沢池分岐からの急坂をいっきに登って妙高山の山頂に飛び出す
遮るもののない大展望が広がる
野尻湖が太陽の光を浴びてきらきらと輝いています
後ろ髪を引かれながらも温泉が待っているので下山
切削された石の階段
天狗堂の分岐を左へ
ほんのりと温かい白濁した沢沿いをゆきます
称明滝か光明滝か・・・あれ?
見えるはずのない滝が見えている・・・どうやら麻平分岐を右に入ってしまったようです
登り返して分岐に戻ると少し高いところにちゃんと道がついていました
分岐点ではもっとしっかり地図を見ましょう
お目当ての河原の湯へと急ぎます
簡素な脱衣所があるだけの野湯ってやつです
混浴なのであらかじめ下着代わりに着ていた水着のまま入ります
はあぁぁぁぁぁよいお湯ですこと♨♨♨
黄金の湯にも行きたかったのですが道間違いで時間をとられたので諦めました
林道を歩いて燕温泉へ
日帰り入浴でもうひと風呂浴びて温泉三昧
ふたたび頸南バスぶらっと妙高号に乗って関山駅へ
長野駅に向かう信越本線妙高6号は昔の特急あずさの車両を使用していました
長野駅のホームに降りたら目の前に駅そばの誘惑
これは食べるしかないねとふたりでずるずる、うまいぞ!
高速バスの出発まで時間があったので駅前で居酒屋を探すも適当なところが見つからず
うろうろしたあげく駅の真ん前の油やさんとゆうそば屋へ・・・またそば?
しかしここでケンカ勃発!
道間違いの時のことをお互いに蒸し返した結果です
険悪になってしばらく口も利かず黙々とそばを食べる
もう勝手に新幹線で帰っちゃおうかなとか思っていたら妹ちゃんがエビ天をくれた
これをきっかけに仲なおり・・・つまり妹ちゃんのほうが大人なんです
油やさんの戸隠そばは透明でした
青空と紅葉と白濁した温泉
妙高は秋がよく似合う山でした
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火打山や妙高山からの大展望はもちろん、高谷池の池塘などすばらしい眺めが楽しめるルート。天気に恵まれたおかげで青空と紅葉のコントラストが目に鮮やかでした。ほかの季節のことは知りませんが、紅葉の時期が適期なのではないかと勝手に思っています。下山後は燕温泉で2種類の野湯を楽しむことができます。
1日目:笹ケ峰(2:20)高谷池(1:20)火打山(0:55)高谷池ヒュッテ
2日目:高谷池ヒュッテ(0:55)黒沢池ヒュッテ(2:05)妙高山(3:45※道間違いあり)河原の湯(0:20)燕温泉
同行者 妹ちゃん
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