天気のよい4月の休日
この春、最後の東丹沢になることでしょう
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渋沢駅のバス停には長蛇の列ができている
大倉から入渓地点の二俣に続く林道も人だらけ
そのなかにまぎれてとことこ歩く
アプローチシューズをCAMP4からランニングシューズに変更
足もとが軽くて林道歩きもそこまで苦にならなかった
林道の終点から入渓
小草平ノ沢を見送ってすぐに表れたF1・7M
けっこう難しくて思わず残置スリングを握り締めてしまった・・・
ただ高度感がなく釜が深いので落下に対する恐怖みたいなのは感じない
登り終えてTOMYを待つ
見あげると青空と新緑が眩しい
F2・6Mは左岸の乾いたリッジ状を登る
F3・7Mの斜瀑は釜が深そうなので右からトラバースしてとりつく
F4・2M×10M
10M滝は残置スリングがぶら下がっている水流右側のチムニー状を登る
ここを越えると堰堤がいくつか現れるので適当に巻きます
F5・12M
下から見るとわかりにくいですが残置ハーケンがいくつかあったのでロープを出します
右岸の岩を一段あがったあたりからTOMYがトップで登る
そのあとセカンドでヌンチャクを回収しながら登っていたらなんと1本落としてしまう
いったん懸垂で下降して探すもすぐには見つからない・・・
5分くらい探してもう諦めちゃおうかなと思ったところで発見!
釜にわりと近い40cmくらいの沢床に沈んでいました
沢に不要なものを残さずに済んでよかったです
ところでビレイの合図のホイッスルが滝のすぐ近くだとまったく聞こえない
今後どうしたものか・・・考えないといけません
ゴルジュやいくつか小さな滝を越えて940M付近のガレた枝沢あたりから詰める
思った以上に急登でしたがうまいこと天神尾根分岐の少し上に出られました
シカ除けの柵がないことがいちばん重要です
少し下って堀山の家でようやくお昼ごはん
丹沢の数少ない幕営地である大倉高原山の家を経由して下山しました
新緑がきれいな春らしい一日
帰りはいつもの秦野温泉さざんかへ
ついに生ビール券が5枚たまったぜ、うまっ!
東丹沢の締めくくりは麦酒の芳香とともに
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人気の沢だそうですが他の遡行者とは会わなかったので、この時期はゆっくり登れてちょうどよいのかもしれません。ルートとして難しく感じたのはF1ですが、F5の高度感のほうが嫌らしかったです。堰堤の連続がなんとも残念ですが、全体的には楽しんで登ることができました。
参考タイム 大倉(1:05)勘七ノ沢出合(3:25)940M付近(0:45)登山道(0:20)堀山の家(1:10)大倉
参考グレード 1級上/III 東京起点沢登りルート120
同行者 TOMY
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