もう少し遠くに行きたかったのですがしがらみに絆されたりして
いいんですいいんです、わたしは雲取山が大好きですから
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いつものように鴨沢から出発
少し歩いたところで芦川さんと再会する
何年か前の奥秩父縦走で出会ったおばさまです
調子のよい人なので案の定わたしのことはすっかり忘れていました
けっこう長い時間をともに過ごしたんですがねえ・・・
前日の雨が嘘のような小春日和
稜線歩きがはじまる
七ツ石山の直下でアイゼンを装着したけれどすぐにはずしました
滑りやすいところもあるけれど日あたりのよいところはぬかるんでいます
胸のすくような青空
雲取山に到着
雲取山荘へ下る道はアイゼン必須です
分厚い氷が張り出していました
山荘ではお正月のサービスとゆうことで甘酒を配っていました
しかしテントを張ってから行ってみると終了していました、がっくし
テント場はまるでアイスバンのよう
しかたなくその上に張りましたがそんなに冷たくなかったです
エクスペディションのガスは勢いがよくて頼もしい
温かくなったテントのなかで缶ビールと年越しそばをいただく
飯能の夜景がきらきら揺れている
大晦日のそれはいつもよりきれいに見えるような気がします
光の帯がいつもより幅広い幸せな灯り
漆黒に浮かぶ月あかりと星空
2012年にさよならを唱えて就寝
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2013年を迎えた朝は4時半起床
のそのそと起きあがって準備をはじめる
空がだいぶ明るんできました
初日の出は樹林帯から片鱗を見るのみ
雲取山荘のほうから歓声が聞こえてきました
だいぶ陽が昇ってから山頂に到着
本日も晴天なり
石尾根の縦走路をひた歩く
右手にはずっと富士山
一富士、二鷹、三なすびって言いますから縁起がよい
鴨沢の分岐を越えると人がぐっと減ります
静かな稜線をのんびり歩く
単独の人たちとの出会いが退屈な下りに変化をもたらす
たくさんお喋りができて楽しかったです
もえぎの湯に立ち寄り帰路につく
雪がもっと積った頃にまた歩きたい道
もっともっと寒くなれ
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いつも歩いている鴨沢から雲取山と石尾根のルートですが、雪が少しあるだけでまた違った印象になります。お正月から天気に恵まれて気持ちのよい縦走ができました。奥秩父山塊や富士山、南アルプスの眺望がすばらしい縦走路です。
参考タイム
1日目:鴨沢(2:50)七ツ石小屋(0:30)七ツ石山(1:45)雲取山(0:20)雲取山荘
2日目:雲取山荘(0:35)雲取山(1:25)七ツ石山(1:50)鷹ノ巣山(3:15)奥多摩駅
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