2012年8月6日月曜日

2012.8.3-5 南アルプス 甲斐駒ケ岳・鳳凰三山縦走

8月になったら休みをとって南アルプスへ

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登山をはじめたばかりの頃は甲斐駒なんて軟派な山だと思っていました
キムタクみたいな、どうせオレんとこ来るんだろ?みたいな

あなた黒戸尾根を登ったことあるの? 黒戸を登ったら彼のこと軟派だなんて言えないから!
縦走中に出会ったお姉さんに軽い気持ちで話したらそう返されました
そんなこんなでやって来ました黒戸尾根です

前夜発の高速バスに揺られること数時間
午前3時の真っ暗な竹宇の駐車場に放り出されました


4時半頃ようやく出発
林道を歩いていると東の空がだんだんと明るんできた































登り一辺倒とはまさにこのこと
横手分岐を過ぎたあたりから急登が続く










































だいぶ登ってきました
鳳凰三山や八ケ岳がきれいです









































刀利天狗に到着
あちこちに石碑や石仏が残り信仰の山であることをうかがわせる































梯子や鎖場を越えてゆきます







































五合目小屋になかなかたどり着かず焦燥感に駆られながら歩き続ける
ようやく小屋が見えて五合目小屋に着いたと思ったら有人小屋・・・七丈小屋?

抜きつ抜かれつしていたおっさんに尋ねると五合目小屋はもうとり壊されたとのこと
そういえば途中に小屋の跡地みたいのがあったなあ
わたしの地図が古かったんですね、とゆうか完全なリサーチ不足です
あと1時間くらい歩くつもりだったので少し拍子抜けしてしまう
確かにきつかったけど黒戸尾根に対して過度に想像が膨らんでいたことも否めません

なにはともあれテント場の受付をします
ザ・南アルプスの小屋番とゆうかんじの小屋番さん


テント場は少し登ったところにあります









































平らで風もなく申し分ないテント場です
石はありませんが自由に使えるぶっといペグがたくさんあります
水はもちろん豊富だし南アルプスとは思えないほどトイレがきれい
幕営している人も少なかったので快適に過ごせました

今回はサーマレストがなくても熟睡できるかの実験を兼ねています
銀マットの2枚重ねで外づけ禁止と軽量化を図ります
これだけ平らだとまったく問題なさそう

午後になるとガスがあがってきました
南アルプスの午後はどうしても天気が崩れやすい
抜きつ抜かれつのおっさんは空身で甲斐駒に登ってきたけど展望がなかったと残念そう
いろいろ事情はあるんでしょうけど明日の朝にでも登ればいいのになんて思ったり

眺めもないので18時頃就寝

夜中に目が覚めると月が明るい
きらきらとゆらめく甲府盆地の夜景

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2時起床のち二度寝
次に目が覚めたら2時40分だった


なんとか4時過ぎに出発
しばらくすると金峰山から朝日が昇る
































八合目御来迎場から朝日に染まった甲斐駒ケ岳

































 
鎖場の鎖についていた記念プレート
わたしも新婚旅行で南北アルプス縦走したいなあ






























これから歩く早川尾根
富士山と北岳の頭がちょこんと見えます






























剣が突き刺さった岩や奇岩が現れる
































だいぶ山頂が近づいてきました
































山頂直下の石碑群
こうゆうものが至るところにあります































甲斐駒ケ岳に到着すると抜けるような青空が待っていた





































































甲斐駒ケ岳は河西くんとはじめて一緒に登った山
あの時はガスでなにも見えなくてやっぱり山頂は静かだった
セルフタイマーで何枚も写真を撮ったっけね

目を凝らすとあの日のふたりが見えるような気がした
また晴れた日に来ようねって言ってたけどそれは結局叶いませんでした
思い出は山においてゆきます


岩稜ではないほうの道を下る
せっかくなので摩利支天まで足を伸ばします






















































































とても展望のよいところ
しかし戻ろうとして帰り道を見失う
登山道は見えているのにハイマツ帯の入口がわからない
うろうろしながらだいぶ時間をかけて戻ります

気をとりなおして出発
北沢峠から登ってくる大勢の登山者とすれ違う
みなさん空身で楽ちんそうです


駒津峰からの甲斐駒ケ岳






























仙水峠まで下ったら早川尾根方面へ
道ひとつ逸れただけで喧騒が遠のく南アルプスらしい静かな樹林帯







































急坂を登りきって栗沢山に到着



































南アルプスが一望できるすてきなところ
数年前に北岳から目の前に横たわる早川尾根を見て歩いてみたいと思った
今その尾根から北岳を眺めていることがうれしい


雲に飲み込まれそうな稜線を歩いてアサヨ峰へ
早川尾根最高峰の眺めを堪能します










































ここから先はふたたび樹林帯の道
ひっそりと静まりかえった登山道を少し不安になりながらひた歩く


ようやく早川尾根小屋に到着
かわいいわんこがお出迎えしてくれました
































テント場の受付に行くと小屋番さんが冷たい麦茶を出してくれた
いっきに飲み干すと生き返るような思いがします

そんなに広くはないけれど平らで水が豊富なテント場
やっぱり南アルプスはこうでないとね

途中追い抜いて行ったランナーさんが休憩していました
聞けばこの日のうちに夜叉神峠まで下る予定だとゆうから驚きました
さらに今朝早く黒戸尾根から出発したと聞いてもう驚きを通り越して笑えてくる
健脚とゆうよりなにか別の生物なんじゃないでしょうか


仙水峠から出会った登山者はわずか数人とゆう静かな尾根道
この日の早川尾根小屋のテント場は7張でした
そのうちわたしを含めて4張が単独女子!山ガールに人気の早川尾根です

展望がない小屋なのでそそくさと就寝

しかし19時頃ペグを打つ音であっさり目が覚めた
遅く到着した時は静かに幕営しよう

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2時起床
予定通りの4時出発


夜が明ける































本日も晴天なり










































地蔵岳のオベリスクが少しずつ近づいてきました







































赤抜沢ノ頭に荷物をデポして地蔵岳へ



































以前はガスのなか歩いた鳳凰三山
オベリスクのてっぺん直下まで登って眺めを堪能する































ザックをデポしたところに戻ろうとしてまた帰り道を見失う
派生した別の道に入ってしまい観音岳よりの尾根に出てしまいました
デポしてピストンがうまくできない・・・


気をとりなおして出発
観音岳をめざして白砂の道をゆく











































観音岳から圧巻の一枚
この縦走で歩いたすべての稜線を見わたす






























賑わう山頂をあとにして最後のピークへ向かう





































ついに薬師岳の山頂に到着








































はじめから終わりまでとにかくよい天気だった
こうゆう縦走は望んだからってそうそうできるもんじゃない
歩きながらずっと幸せでした


青空を目に焼きつけて下山道へ































青木鉱泉の商魂により道を見失うことはない
鬱蒼とした樹林帯をひたすら下り車道歩きでふくらはぎが限界を迎えました
青木鉱泉で温泉に入り韮崎駅行のバスに乗って帰路につく


さて来週はどこに行こうか

夏はまだこれから

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日本三大急登とも言われる黒戸尾根。竹宇駒ケ岳神社から甲斐駒ケ岳の標高差は2,367Mだそうです。ただとても歩きやすい道なので、ゆっくりでも時間をかけてでも歩き続ければ必ず目的地に到達できるとゆう縦走の醍醐味を味わうことができます。黒戸尾根はもちろん、早川尾根も南アルプスらしい静かな尾根道でした。甲斐駒ケ岳も鳳凰三山も人気の山ですが、このふたつの尾根はそれらのすぐ近くにありながらどこか人を寄せつけない雰囲気があります。そして森林限界を越えて現れる眺望のすばらしいこと。青い空がいつまでも記憶に残る縦走となりました。


参考タイム
1日目:駐車場(0:15)竹宇駒ケ岳神社(2:00)横手・白須分岐(4:00)七丈小屋
2日目:七丈小屋(2:00)甲斐駒ケ岳(0:30)摩利支天(1:50)仙水峠(2:20)アサヨ峰(1:50)早川尾根小屋
3日目:早川尾根小屋(3:50)地蔵岳(1:20)観音岳(0:20)薬師岳(3:10)青木鉱泉

2012年6月25日月曜日

2012.6.23-24 尾瀬 燧ケ岳~はるかかなた編~

梅雨の晴れ間に尾瀬日和

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前夜にいろいろあってなんだか疲れてしまい知らないうちに寝てしまう
目が覚めると5時10分・・・あれ、ゆうさくさんが迎えに来るのって5時半じゃなかった?
大慌てでシャワーとパッキング、20分で間に合うわけもなく6時出発となる、オーマイガッ!

けれど関越道の流れは順調そのもの
さして渋滞することもなくするっと大清水の駐車場に到着
あんまり影響なくてよかった~と寝坊もどこ吹く風でルンルン気分なのです


尾瀬沼に向けて出発
ゆうさくさんにとってはじめての尾瀬




























































尾瀬沼ヒュッテで働く油木さんを訪ねます
ちょうど幕営の受付がはじまる13時に着きました、ナイスタイミング!
おみやげはしじみの真空パックなど魚介類中心なかんじでまとめてみました
どうせ毎日飲んだくれているのでしょうからしじみのお味噌汁でもつくって肝臓をいたわってあげて~


テントを張ったらごろごろします

































































ちなみに尾瀬沼ヒュッテのテント場は完全予約制です
デッキの上に張るため数が限られているので必ず予約をしましょう
今回は(てゆうかいつも?)油木さんに頼んでねじ込んでもらいました 、どうもありがとう

散歩がてら皿伏山あたりまで歩こうかと思っていたけどまだ雪がだいぶ残っているらしい
予定していたナデッ窪も残雪のため通行止めとのこと
よって翌日のルートは結局いつもの長英新道に決定しました

油木さんから缶ビールをいただき昼間からほろ酔い気分
こりゃ人のこと飲んだくれとか言ってる場合ではありませんね


夕方の尾瀬沼を散策




































夕ごはんはピリ辛鶏団子鍋と海藻サラダにキムチを添えて~
締めは韓国風に辛ラーメンにしてみました、うまーい!
ゆうさくさんがおいしいビールを担いできてくれたのでそちらもいただく
仕事を終えた油木さんも一緒によなよなエール

久しぶりに見た尾瀬の星空
かたちがあるものもないものも交錯する夜

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翌朝は5時起床
とゆうより起こされてようやく起きた・・・


朝ごはんを食べたら出発
アタックザックで長英新道の緩やかな道を歩いてゆきます





































俎嵓から柴安嵓へ
 


































山頂直下の雪渓が気になりましたが危険とゆうほどではありませんでした
至仏山や新潟方面の山、日光連山などすばらしい眺めを堪能
賑わう山頂を厭うこともなくのんびり休憩します


名残り惜しいですが下山の時間
いったん俎嵓に戻って長英新道をゆるゆる下ってゆきます

































尾瀬沼ヒュッテに戻るとテントがよく乾いていました
油木さんや小屋のみなさんにお礼の挨拶をして撤収
おみやげにそのへんで採れたなんとかダケとゆう筍の仲間をいただく


無事に大清水へと戻ってきました































花咲の湯で汗を流して舞茸と岩魚の天ぷらに混ぜごはん

ゆうさくさんの運転で帰路につく


BGM: JOY, TIME MACHINE, kanata

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雪解けとともに尾瀬を訪ね、また紅葉の季節にも尾瀬を訪れる。ここ数年はそんなペースで何度も尾瀬を歩いています。友人が尾瀬の山小屋で働いているからとゆうのもひとつですが、わたしは尾瀬が好きなんだと思います。特に燧ケ岳が好きです。尾瀬沼をはさんで聳える燧ケ岳は、尾瀬沼が尾瀬沼であるために必要不可欠な要素でもあり、それは燧ケ岳にとっての尾瀬沼もまた同じなのです。


参考タイム
1日目:大清水(2:40)尾瀬沼ヒュッテ
2日目:尾瀬沼ヒュッテ(2:30)俎嵓(0:15)柴安嵓(2:40)尾瀬沼ヒュッテ(2:10)大清水
同行者 ゆうさくさん