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すっかり暖かくなってきて今年も沢シーズンがやって来ました!
新宿駅で丹沢・大山フリーパスを購入、小田急線に揺られて渋沢駅へ
北口からバスに乗って大倉バス停までは15分ほど
登山届を出したら風の吊り橋を渡って出発
吊り橋を渡りきって戸川林道の入口にさしかかったところで1台の車が停まった
お姉ちゃんたちどこ行くの~?モミソ沢?乗っけてってあげるよ~
聞けば作治小屋の小屋番さんとのことで慣れっこの道を駆け抜けてくださいました
そしてモミソ沢の入渓点を通り過ぎ作治小屋まで連れて来てくれてコーヒーをごちそうしてくれた
優雅なコーヒータイム@作治小屋
なんだかのどかだな、せっかくコーヒーあるしおやつのパウンドケーキ食べちゃおっと
1時間以上かかる予定の林道歩きがなくなって拍子抜け、これから沢のぼりなんて信じられないわ~
作治小屋の小屋番さんに拾ってもらい10マス進む
作治小屋でコーヒーをごちそうになってまったりしてしまい1回休み
すごろくならこんなところか?30分ほどのんびりして小屋番さんにお礼を言って出発
10分ほど林道を下ると左手に新茅ノ沢が見えてきました
右側の斜面に明瞭な踏み跡を発見、そこから沢に下りてゆきます
懸垂岩
懸垂岩のすぐ左手に小さく出合っているのがモミソ沢
準備が整ったらちびゴルジュからいざ入渓
水量は多くないとゆうよりむしろ少ない、いつもこんなものなんでしょうか
とは言え2~3Mの滝が適度に現れてなかなか楽しい
太陽の光が入ってきてずっと明るいのもうれしいところ
あれ、なんかもう狭くなってきた・・・
そして水流がなくなる
滝が落ち葉で埋まってCSが目の高さに・・・
そうこうしているうちに8M大滝に到着
トポにも涸棚とありましたが滝の概念がくつがえされそうです
下から見るとそんなに難しそうに見えなくてロープを出すか迷いましたが出すことに
結論から言うとロープを出してほんとによかった!
トポには右のカンテ沿いを登ると書いてありましたが左に抜けたのがよくなかったのか?
逆相っぽいかんじでホールドスタンスともあまりよくありませんでした
大滝を越えるとトポでゆう平凡のガレ場
水流もなく水のない沢床を登山道にしたようなところ
が、しかし、そんななにもない平凡なところで思いっきり転んでしまった・・・
大倉尾根の943Mピークをめざして沢筋を詰めてゆく
適当に尾根に乗っかって歩いてゆくと木道で整備された登山道に出ました
そのまま斜面を登って堀山と思しきピークでお昼ごはん
シカふんだらけではありましたが登山道から少し離れたので静かで快適
大倉尾根を下って大倉バス停へ
秦野ビジターセンターの水道で沢靴を洗ってバスで渋沢駅に戻ります
東海大学前駅にある秦野天然温泉さざんかで汗を流して帰路につく
東海大学で入学式があったようでスーツ姿の新入生を見かけました
今年もすてきな沢と出会えますように
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短いなかにも2~3Mの登れる滝が続き、チムニーやゴルジュもあって楽しい沢。明るくて湿っぽくないのもよいところ。ただ水量が少ないので真夏は暑そうだなと思いました。沢はじめの4月初旬頃が適期ではないでしょうか。8M大滝は見た目より難しくて登攀的要素があります。残置ハーケンもあるので、登るルートによってはロープを出したほうがよいでしょう。
参考タイム 作治小屋(0:15)入渓点(0:45)大滝下(0:30)大滝上(0:45)堀山(1:00)大倉
参考グレード 1級上/IV 東京起点沢登りルート120
同行者 TOMY
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