友情に感謝したくなる眩しい初日の出でした
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大晦日の朝、5時に迎えにきてもらう約束でした
しかし目が覚めると窓の外がほんのり明るい・・・
なんかおかしいなと思いながら時計を見ると6時半だった、ぎゃー!
30日に仕事納め、会社の食堂でプチ打ち上げ
パッキングして大晦日の夕食を準備して眠りについたのは2時半だった
それがいけなかったんだ、いや、ただの言い訳じゃん、いや、いや、いや・・・
けーたいに残されたたくさんの留守電と着信、インターホンが鳴らされた形跡も・・・
ああ、終わった・・・と思いました
なかば諦めつつも油木さんに電話したところまだ石神井あたりにいるとのこと
1時間待ったけど起きてこないから出発して夕食の食材を買いに行くところだったと
戻ってきて拾ってもらいすみませんを連呼する・・・ああ、2015年よ
ふたりに大爆笑されました、とほほ
そんなわけで予定よりだいぶ遅れましたが7時頃出発
途中すき家で朝ごはんを食べたりしましたが9時半には瑞牆山荘の駐車場に到着
10時前には歩きはじめることができました、近くてよいとこ山梨県です
今年は雪がまったくありません
数年前の年越し登山では駐車場から真っ白だったのに・・・
大日岩から眺める南アルプス
ようやく登山道に雪がつくようになりました
そして暖かいから解けるんでしょう、巨大な氷が張り出していました
樹林帯を抜けて砂払ノ頭から稜線へ
だけどほんとに雪が少なくて全体的に黒っぽい
五丈岩がだんだんと近くなってきました
金峰山に到着
360度の大パノラマが広がります
そのまま廻目平方面に下って金峰山小屋へ
小屋番のシンちゃんと会うのはいったい何年ぶりなんだ?
憶えていてくれてうれしかったなあ
番犬ユズも健在でなにより!
夕食はホタテとカブのホワイトシチュー&バケットの生ハム・クリームチーズ添え
隣で自炊していたご夫婦から手づくりの黒豆と栗きんとんをいただく
さらに小屋からも樽酒(担いできたらしい・・・)と手づくり甘酒のサービス!
前日が誕生日だったとゆう常連さんのためにつくったケーキもお裾わけしていただき豪華な夕食でした
そして最後に野菜たっぷりの年越しそばを食べればもうおなかいっぱいです
消費したカロリーをすべて摂取した2015年最後の晩餐
ちなみに夕食の時にガス缶を忘れていたことが発覚
ひとりだったらどうするつもりだったんだ?いろいろとやらかした大晦日でした
前にも金峰山で年を越したことがあるのですがもう7年前のことらしい
みんな結婚したり親になったり・・・あの頃とは環境が変わりました
なんにも変わらず山に登り続けているのはわたしくらいなもんだなあとぼんやり思う
小屋の外に出ると満天の星空
さよなら2015年
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あけまして2016年
新年の挨拶もそこそこに山頂へ
寒さのなか待つこと20分ほど
6時50分ついに初日の出がお目見えです
東側から雲が流れてきてどうなることかと思いましたが無事に拝めました
7年前は日の出のあとナミさんのけーたいが滑落して大騒ぎでしたが今年はすぐに下山となる
この下山時に北側から吹きつける風がめちゃめちゃ強くて顔が痛くなりました
小屋に戻って朝ごはんを食べたら出発
まき道を歩いたら砂払ノ頭まであっちゅうまでした
山の北側についているだけあってこれまででいちばん雪が多かった
元旦にふさわしい冬晴れ
いっきに下ってあっとゆう間に瑞牆山荘に到着
増富温泉に寄りつつ小作でほうとうを食べて帰路につく
大晦日の朝からは信じられないようなすてきなお正月を迎えることができました
ふたりには感謝してもしきれないです、てゆうかごめんなさい
今回のお気に入り
撮影:やんまぁ
被写体:油木さんとわたし
気に入っているところ:紺碧の空
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春夏秋冬、季節を変えて何度も登った金峰山を久しぶりに訪れました。山頂近くに心温まる小屋があり、年越し登山に適した山であることは間違いないでしょう。年末年始は瑞牆山荘までバスも運行しているようです。しかし今年はほんとに雪が少なくて、前回とまったく違っていて驚きました。
参考タイム
1日目:瑞牆山荘(0:45)富士見平小屋(1:25)大日岩(1:50)金峰山(0:15)金峰山小屋
2日目:金峰山小屋(1:00)大日岩(1:00)富士見平小屋(0:30)瑞牆山荘
同行者 やんまぁ 油木さん
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