梅雨の晴れ間の八ケ岳へ
歩いたことがないところを歩いてみよう
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美濃戸口から南沢登山道をゆく
雪のない美濃戸口ははじめてかもしれない
行者小屋にて幕営
テントにこもってごろごろ・・・
そのうちに天気がよくなってきました
はじめて行者小屋で張りましたが日曜なので静かなもんです
しかしゴミや冬期用の竹ペグの残骸がちらばっていたり少し残念なかんじ
小屋のスタッフさんたちはとても親切でしたけどね
雲の向こうで一等星が光っている
なかなか寝つけず22時就寝
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4時起床
のんびり準備をして6時頃出発
まずは阿弥陀岳をめざす
中岳のコルから岩稜帯を登っていちばん乗りで山頂へ
あれ、富士山は?と思ったらてっぺんだけ浮いていた
続いて赤岳へ
山頂に到着
北へ北へと歩いてゆきます
三叉峰のあたりは花がきれいなところ
夏沢峠から本沢温泉に下ります
硫黄の匂いが鼻をつくようになったら本沢温泉はすぐそこです
雲の上の温泉と謳われている混浴露天風呂への道標も出てきました
どんなかんじなのか覗いてみようとしたのですが意外と遠かったので途中で引き返します
そこから5分ほど下ると本沢温泉に到着
迷ったけれど日帰り入浴の男性登山客がけっこう多かったので内湯に入ることに
せっかく水着を持ってきたのに残念・・・ひとりで入る勇気がなかったです
幕営してから内湯に行くと何度でも入れるのかと思っていたのに1回限りでした
ちなみに露天は600円、内湯は800円、テント場代は八ケ岳としては破格の600円です
露天は何回でも入れるだろうから内湯だと少し損した気分・・・
まあじゅうぶん気持ちよかったんですけどね
ぽかぽかした体でシュラフにもぐり込む
20時就寝
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のんびり5時起床
あたりはすっかり明るくなっている
稲子湯に下山するだけの楽ちん行程
9時前には稲子湯に到着
稲子湯旅館で日帰り入浴をやっているか聞いてみるとちょうど9時からとのこと
バスの時間ともタイミングばっちりですっごく得した気分
本沢温泉で着替えを使い果たさなくてよかった!
小海町営バスに揺られて小海駅へ
なんで海のないこんな山奥に小海なんでしょう
どんな駅なのかと楽しみにしていましたがなんの変哲もない駅でした
ほかにも海尻とか海ノ口なんて地名が近くにあります
小海線のJR最高地点を通過して小淵沢駅で連絡時間2分の乗り換えに大慌て
なんとか間に合って中央本線で帰路につく
もうすぐ夏です
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恒例になりつつある6月の八ケ岳縦走。雨のあとの晴れは空気に余計なものが混じっていないような気がして清々しく感じます。冬の八ケ岳を歩くようになったら夏の八ケ岳には行かなくなるから。以前そんなことを誰かに言われましたが、なんだかんだ無雪期にも歩いているわたしです。季節を問わず踏みつけられて、アイゼンとピッケルで傷つけられて、登山道だけでは飽き足らずバリエーションルートまでいくつも開拓されて・・・それでも八ケ岳は美しいと、そう思うことにしたのです。
参考タイム
1日目:美濃戸口(0:50)美濃戸山荘(2:30)行者小屋
2日目:行者小屋(1:30)阿弥陀岳(1:30)赤岳(2:00)硫黄岳山荘(0:25)硫黄岳(1:15)本沢温泉
3日目:本沢温泉(2:10)稲子湯
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