シンナソーで日帰り沢遊び
変な名前の沢だけどなにか由来があるのでしょうか
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出発前に地形図をコピーしようとして気づく
なんか変・・・てゆうかこれ違う地域のじゃない?
猪丸ではなく五日市の地形図を買っていたことが今さら発覚!
しかたなく前日シンナソーに行くはずだったけど行けなかった妹ちゃんに正しい地形図を借りる
なぜ行けなかったのか?それはわたしが沢靴を貸すのを拒んだためです
さらにプリンターが不調のため遡行図のコピーも借りる
自分の心の狭さを反省しながら出発
武蔵五日市駅からバスに乗り終点の藤倉まで
平日だから空いているかと思いきや払沢の滝に行くじじばばで大混雑!
途中からようやく座れたのでひと眠りします
藤倉は立派なバス停で傍にきれいなトイレもある
そこで入渓準備をしていたら青年ふたりに声をかけられた
彼らは乗るバスを間違えて終点まで来てしまったそう
このへんで登れる山があったら教えて欲しいとのことです
思わず地図は持ってないんですか?と突っ込んでしまいました
そして本当に持っていなかった・・・ぜひ買いましょう
地図もなく予定変更なんてやめたほうがいいですよ
自分も間違った地形図を買ったくせに偉そうに助言してみた
そんなこんなでいざ入渓
バス停から少し戻って北秋川沿いを駅と反対方向へ
すぐに廃屋があるのでその脇から川に下りる
川上に少し行くと滝を懸けた出合が現れた
入渓点を見失わないとゆう第一の核心をクリア
小滝を越えてシンナソーへ入ってゆく
3段10M滝は中段が難しいとのこと
20分くらいでいったん伏流帯となる
苔むした石が多いので注意が必要です
少しするとまた水流が出てくる
黒光りした5M滝
水量もなく簡単そうなのに岩質が脆くて持つそばから崩れる
慎重にホールドスタンスを選んで登ってゆきます
3段15Mクラック状の滝
とにかく狭くてつっぱり気味に登る
なんか体の角度がおかしなかんじになった
上段をハング気味に登って今回のメインは終了
だらだらと小滝が続き水量が減ってくると二俣が現れる
このあたりは倒木が多くそこに発生したクモの巣を払いながら進む
本来は右岸を詰めるべきところを直登してしまう
これがめちゃくちゃ悪くて足が沈んで踏ん張れない
腐った木の根っこみたいのに助けられてなんとか登ってゆく
わたしみたいな人がほかにもいたのかトラバースの踏み跡を発見
そこをたどってゆくと道標が見えた!
この日いちばんの核心でした
歓喜の時
浅間尾根を下山ルートにとることにして出発
荒れ放題の道だなあと思いながら歩いてると分岐にトラロープ!
藤倉への登山道は治山区間の工事中で通行禁止とのこと 、それはそれは・・・
その先はよく整備された登山道
とても気持ちよく歩いていたのにもうすぐ車道とゆうところで左足に激痛が走る
反射的に痛みがあったところを手で押さえてしまいなにかを潰した
たぶんアブとかブヨとかだろうけど痛すぎます
これだから夏の低山は・・・
ぴーぴー泣きながら数馬の湯まで車道歩き
ここは外に水道とタワシがあるので泥が落とせてよいです
温泉のちバスで武蔵五日市駅に戻って帰路につく
沢にいた時間はわずか1時間半ほど
だけど短い行程のなかにも小滝が連続していて楽しめた
最後の詰めも笑って話せるかんじではある
が、虫刺されだけは笑えない
夏の低山にご注意を
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ロープなしでも登れる小滝が連続している初心者向きの沢。遡行時間が短いのが惜しいところ。詰めは直登してしまったのでけっこう大変でした。ただこのあたりは全体的に急斜面でどこも登りにくいようです。
参考タイム 藤倉(0:05)シンナソー出合(1:15)二俣(0:20)道標(1:00)浅間尾根登山口
参考グレード 1級/II 東京起点沢登りルート120
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