2012年11月26日月曜日

2012.11.24-25 北アルプス 燕岳

初冬の北アルプスは燕岳へ
ぴんと張った冷たい空気と青い空がどこまでも続く

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立川駅でゆうさくさんと待ち合わせ
ほんとに来るのか?来ないのか?あ、いた・・・

南小谷まで行くあずさに乗って穂高駅に向かう
この3連休で今年の運行を終える路線バスに乗って中房温泉へ
バスとゆうよりもただのワゴン車でしたが


9月の大キレット縦走ぶりに中房温泉にやって来ました
うっすらと雪化粧した樹林帯を登ってゆきます







































第二ベンチでは雪だるまのこどもがお出迎え








































































この日は合戦小屋で時間切れとなり小屋の脇で幕営






























小屋の営業はもう終わっていて誰もいません
スイカを食べる人たちで賑わっていたのは遠い日のこと
トイレは開放されていますが雪で扉が閉まりません

陽が沈むと気温がぐっと下がったような気がします
煌々と輝く月の光に星空はまばらで安曇野の夜景がゆらゆら揺れています

寒空のもと少しだけ白ワインを飲む、冷たい
それぞれのテントに戻って就寝

寒さのためか眠りが断続的
隣のテントは何する人ぞ

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4時半起床
まさかの寝坊で慌てる

月が稜線に隠れて夜空には満天の星
見とれていると枯れ枝の隙間からヘッドライトの光が近づいてきました
こんな時間にもう登ってくる人がいるとは・・・しかも何パーティーもやってきます
さすがは合戦尾根です


6時頃予定より遅れて出発
 























































明けの明星と富士山を背にゆっくりと歩きはじめる
雪はよくしまっていてアイゼンが気持ちよく刺さります
風はなく前後に人影もなくとても静かな夜明け前
吐く息が白く湯気のように立ち昇ります


大天井岳






























夜明けが近づく









































ようやく太陽が昇り世界が色づく

























































槍ケ岳と燕岳































燕山荘に到着





























































































めがね岩
燕岳をめざして奇岩が連なるなだらかな稜線を歩いてゆきます






























燕岳に到着

















































































































イルカ岩






























燕山荘に戻ってふり返る
ここから眺める燕岳がいちばん好きです







































しつこいようですが槍ケ岳
そしてはるかかなた鹿島槍ケ岳の猫耳がぴんと立つ
































そろそろ下ろうかとゆう時にどこかで見たことある人が目に留まる
あなたは五色ケ原のテント場で会ったロン毛の兄さん!


再会を祝して記念写真






























こうゆう出会いはほんとにうれしいです
きっとまたどこかで会えるでしょう

合戦小屋に戻ってテント撤収
燕山荘から下ってきた大勢の人たちが休憩していました
そのなかにきらりと光るすてきな人が・・・やっぱりキキちゃん!
なにかの撮影でしょうか?とてもかわいらしかったです


アイゼンをはずして転がるように下ってゆきます
下山はあっとゆう間でちょっぴり淋しい
 





























有明荘で温泉






























またワゴン車、もとい路線バスに揺られて穂高駅に戻ります
南小谷から来るあずさの自由席に運よく座れました
駅弁とプレミアムモルツと山の余韻


星空 白い稜線 赤い太陽
モルゲンロート 青空 イルカ岩

寒さすら楽しい初冬の燕岳

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北アルプスの雪山入門ルート。難しいところや危険なところは皆無です。天気に恵まれれば表銀座や裏銀座、後立山方面など360度の大展望が楽します。穂高駅から中房温泉行きのバスも11月後半まで走っているので、公共交通機関でもアプローチしやすいです。


参考タイム
1日目:中房温泉(3:00)合戦小屋
2日目:合戦小屋(1:10)燕山荘(0:30)燕岳(0:30)燕山荘(0:40)合戦小屋(1:20)中房温泉
同行者 ゆうさくさん

2012年10月2日火曜日

2012.9.29-30 北アルプス 徳本峠・霞沢岳

島々からあこがれの霞沢岳へ
ウェストンが歩いた道をたどる山旅
それは上高地プロローグ
 
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高速バスで前夜発
3時頃まだ暗い島々のバス停に到着

降りたのがわたしだけで心細さに拍車がかかる
とりあえずJAかなんかの駐車場に移動して朝ごはん
明らかに登山者用ではないけれどきれいな公衆トイレもあります
しかしなんて心淋しいところなんでしょう

5時半頃ようやく明るくなってきたので出発
だらだらと続く林道の終点をめざして歩きます

地図に示されたゲートより手前にもゲートがある
それより先には進めないようで数台の車が停まっていました

嫌気がさしてきた頃ようやく林道の終点に到着
こちらのトイレはあまりきれいじゃない


さあここからが本番です






























沢沿いの道をゆく




























 

思っていたよりもずっとすてきな道
もっと鬱蒼とした道を想像していたけれど崩落しているところも整備されていて歩きやすい








































岩魚留小屋との中間地点






























岩魚留小屋に到着








































すでに小屋閉め後でなんとなく不気味・・・
長居はせずそうそうに立ち去る

岩魚留小屋を過ぎると傾斜が出てくる
それまでの平坦な道に慣れきった体には応えます

本流の沢沿いに高度をあげてゆく
枝沢が入るたびに足をとめて地図で名前を確かめる
沢を詰めて進路を北にとれば徳本峠は近い

小屋には水場がないらしいので手前の力水で水汲み
最後の最後でザックがかなり重くなってしまった
そして力水からが意外と遠いです


ついに徳本峠に到着




      



































ここまでほんとに長かった・・・
出会ったのは渓流釣りのおっさんと下ってきた2パーティーのみ
とてもすてきな道だったので途中からは不安を忘れて山に身を委ねるようにして歩きました


徳本峠から明神岳と前穂

 

しばらくするとガスがかかってしまう
台風が接近しているので明日の天気が心配です

ちなみに徳本峠を訪れるのはこれがはじめてじゃない
まだ小学生だった頃に家族で上高地から歩いたことがあります
小屋番さんにその話をすると何年前?と聞かれる
かれこれ20年前?ずいぶん年をとりましたね・・・

小屋は新しくなっていたけど一部は当時のままで懐かしい
おとんがビールが冷えてないと不満を言ってたことなど思い出す

夕方は霞沢岳方向の展望台あたりをうろうろ
翌日の道を確認してテントに戻る

18時頃に雨が降りはじめた
隣のテントからは山岳会のよもやま話がうるさい
みんな人間関係に悩んでいます

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翌朝は4時起床
雨は夜のうちにやんだもよう


そこまで悪い天気でもないのでアタックザックを背負って出発
しばらくすると朝日に照らされた紅葉が輝きだす


































































しかし感動もここまで
太陽が雲に隠れたとたんあたりは鬱蒼となる


ジャンクションピークに到着



             


























眺めもどことなくどんより・・・紅葉にもっと光が欲しいところ

























































K1ピークに到着
まったくほかの登山者に会いませんがここは本当に北アルプスなんでしょうか






























ガスの襲来のなか霞沢岳に到着







































ところが奇跡が起きて目の前に青空が広がった!






























世界が色づき穂高の峰々が姿を現す
つい2週間ほど前に歩いたばかりの山肌が秋の色に染まっています

































































すべてを払拭してくれる空の青さ
天気ひとつでこんなにも気分が変わるもんなんですね


























































紅葉がきらきらと輝く道を下って徳本峠に戻ります

































テントを撤収してお昼過ぎに出発
明神館までやって来るとそこはもう人だらけの上高地
河童橋の手前あたりで雨が降りはじめました

そそくさとバスで平湯温泉へ
雨がすごいのでひらゆの森は諦めてアルプス街道の温泉
はじめて立ち寄ったけれど特筆すべき点もなく
産直野菜を買ってザックに詰め込む

高速バスは満員だったので予定通り路線バスで松本駅へ
そしてここからまた長い道のりが始まることになろうとは・・・

なんと台風であずさが運休になっているではないですか!
長野まわりの新幹線も間引き運転中とのこと
しかも交通費がべらぼうに高い

それなら各駅停車か? 確認すると現在のところ通常運転中とのこと
しかも新幹線で帰るのと時間に大差がないので安価な各駅停車を選択しました

ところが20時頃、小淵沢で電車が停まってしまった・・・
昨年の海の日の悪夢が思い出されます
あの時は乗っていたあずさが大月駅で停まっていまい翌朝まで動かなかった


しばらくしてお弁当とお茶が配られた






























真夜中過ぎにようやく電車が動き出す
深夜の甲府駅を乗り継ぎ高尾駅までやって来た
駅員さんが始発電車に乗せてくれたので長椅子に横たわり爆睡

高尾駅の始発は4時半頃なのですが通勤の人がどんどん乗ってきます
みなさんずいぶん早い時間に出勤してるんですね

5時過ぎに荻窪に到着して朝日を浴びながらの帰宅
なんとか無事に出社できましたとさ


めでたしめでたし

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霞沢岳はとてもすてきな山でした。上高地の近くにこれほど人のいない山があることに驚きました。静かな山歩きが堪能できることうけあいです。夏より晩秋くらいがベストシーズンに思われます。島々から徳本峠の道も一度は歩いてみるべきでしょう。


参考タイム
1日目:島々(1:35)二俣(2:10)岩魚留小屋(3:20)徳本峠小屋
2日目:徳本峠小屋(0:55)ジャンクションピーク(1:50)K1ピーク(0:35)霞沢岳(2:55)徳本峠小屋(1:50)上高地バスターミナル